江戸川女子というと、前後期２期制・65分授業・先取りという学力養成システムや、偏差値の大幅な上昇、大学合格実績の躍進という側面が注目されているが、実は多彩な顔を持っている。
　その一つが、毎年３月に外部の施設を使って行われる、在校生・教職員・保護者が参加する「ベートーヴェン第九演奏会」をチャリティーコンサートとして開催。演奏は吹奏楽部・弦楽部員による管弦楽団が行い、ＮＨＫホール・サントリーホールでも行ったことがあるほどの本格派。こうしたことが実現できるのも、生徒・先生・保護者の距離が近く、温かな関係が普段から築かれているからだ。
　また、女子校らしく情操教育も大切にしている。1年次は茶道、2年次は箏曲、3年次は華道と、全員が日本の伝統文化を経験する。同時に最近ではなかなか機会がない和室での立ち居振る舞いも身につける。
　江戸川女子は、生徒の進路を保証することに全力を尽くしているが、ギスギスした女性ではなく、感性が豊かで、品格もある女性を育てようとしているのだ。

2014年度入試

【国語】
　試験時間は５０分間で、大問数は４題です。そのうち、２題は散文の文章読解問題を出題しています。

【算数】
　試験時間は５０分。大問数は５～６題で、小問をすべて数えると２０～２５問となっています。

【理科】
　試験時間は３５分。大問数は４題で、「生物」「地学」「化学」「物理」の４分野より、出題しています。

【社会】
　試験時間は３５分。大問数は３～４題で、出題内容は、歴史分野・地理分野・公民分野からまんべんなく出題しています。

＜試験日＞
一般：第1回　2/1（土）
　　　第2回　2/2（日）
　　　第3回　2/3（月）
AO：2/1（土）
帰国生：12/22（日）
＜合格発表＞
一般：第1回　2/1（土）
　　　第2回　2/2（日）
　　　第3回　2/3（月）
AO：2/2（日）
帰国生：12/22（日）