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安田先生の2018年度入試動向予想

 

集団が個人を成長させる学校
富士見中学校

安田先生

富士見中学校の魅力
 富士見ほど「人間性の育成」に心を砕いている学校は少ないように思う。それは「学ぶことの最大の目的は心を豊かにすることであり、社会と自分を理解してよりよく生きることにあると考える生徒を育てます」という校長の言葉に表れている。また、富士見の「人間性の育成」はこうした人格的な文言にとどまらず、「自主性、協調性の育成とリーダーシップとフォロワーシップの育成」を目指し、学園のいろいろな活動、行事、クラブ活動、生徒会や委員会活動を、実際に生徒中心に運営させることで、社会に出てもきちんとやっていける社会人に育てるという実践面までも含んでいる。
 図書館を除いて新校舎が竣工したが、この新校舎の建築コンセプトも生徒たちのコミュニケーションが最大限に機能することが意図されている。学校というところは、集団が個人を成長させるという性格を持っているが、富士見を見ていると、まさにそれを感じるのである。
 「人間力が高まると学力も高まる」ということが富士見を見ているとよくわかるのである。生徒の「人間力」と「総合力」を育てると謳っているが、学校自体も「総合力」の高い学園である。

2018年度入試
本校の入試で求めている力は、①基礎的な知識の定着、②資料(表・グラフ・地図など)を読み取る力、③自分の考えをまとめ、正しく表現する力の3つです。 国語と算数は各100点、社会と理科は各60点で、4科の合計点で判定します。各科目の基準点はありません。

【国語】長文2題(論理的文章と文学的文章)の出題を原則としています。漢字の書き取りや、読解した内容を自分の言葉で説明する問題が出題されています。

【算数】大問4題のうち、1つは計算力をみるための問題、残りは文章を読み取る力、表やグラフを読み取る力、平面や空間を把握する力などの「考える力」をみるための問題です。

【社会】大問2題で、地理・歴史・公民の融合問題です。地図・図表・写真・グラフの読み取り問題は必ず出題されます。漢字指定の問題では漢字で答えないと得点できません。

【理科】大問4題で、物理・化学・生物・地学の各分野から1題ずつ(各15点)出題されます。科学的知識やその理解だけではなく、探究的な活動に対する力も測りたいと考えています。
<試験日>
第1回:2/1(木)
第2回:2/2(金)
第3回:2/3(土)

<出願期間>
[Web出願]第1回:1/20(土)0:00~1/31(水)20:00
      第2回:1/20(土)0:00~2/1(木)22:00
      第3回:1/20(土)0:00~2/2(金)22:00

<合格発表>※HP・掲示・携帯サイト
第1回:2/1(木)18:00~19:00
第2回:2/2(金)18:00~19:00
第3回:2/3(土)18:00~19:00

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