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安田先生の2018年度入試動向予想

 

好きなことを学ぶ―「学び」の原点が存在
女子美術大学付属中学校

安田先生

女子美術大学付属中学校の魅力
 「美術大学付属」ではあっても、高校は普通科だ。美術の世界に進んでも、一般社会に進んでも、きちんとやっていけるよう、幅広い知識・教養を身につけるためだ。
 とはいえ、高校卒業生の9割は美術系に進んでいて(7割が女子美術大学)、一般大学進学希望者には美術の時間を受験教科に振り替えて、希望進路に合わせて個別に指導している。
 子どものころお絵かきや工作が好きな生徒が多いので、自己表現の機会である学校行事が大変盛んである。勉強面でも、好きなことを学べているという満足感からか、学業から疎外されているという感じになるタイプはいない。
 「絵には0点はない」という言葉に象徴されるように、先生が生徒一人ひとりの個性を認めてくれるから、誰もが明るく、のびのびしている。
 美術を学んだからといって皆が画家になるわけではない。一般企業で商品開発などに携わっている卒業生も大勢いる。特殊な学校と思わず、お子さんが絵が好きなら、一度学校に足を運んでみてもいいのではないだろうか。

2018年度入試
出題科目については各科目とも傾向・難易度ともに変更はありません。
科目に関わらず、小学校で学習する範囲の中で、漢字で書くべきものは漢字で書けるようにしましょう。また、何を聞いているのかを落ち着いて理解し、的確に答えましょう。学校説明会(11月25日)ではポイントをまとめたプリントを配布しております。内容の一部を下記に挙げます。

【国語】は、登場人物の心情など、書かせる問題が中心。受験生なりに感じたことを素直に書きましょう。普段から、本や映画などを見て、感じたことを書き留めるなどするとよい訓練になります。漢字は熟語で覚え、送り仮名も含めて学習しましょう。

【算数】は、過去問題を数年分解いてみると傾向がつかめるでしょう。特別な場合を除き、途中点はないので完全に答えまで出すようにしましょう。

【理科】は、物理・化学・生物・地理の各分野について基礎的な知識を問います。どれもバランスよく勉強しましょう。教科書に出てくる用語、薬品の名前などは内容も理解しておきましょう。

【社会】は、地理・歴史・公民の各分野について、基本的知識、思考を問います。図や資料にもとづいてよく考える力が必要です。落ち着いて設問の意味を理解し、説明できるようにしましょう。


「30年度入試、新たに『思考力』『表現力』『判断力』を問う『女子美 自己表現入試』を2月2日午後に導入します」
<試験日>
第1回(2科・4科選択入試):2/1(木)
第2回(女子美 自己表現入試※作文・面談):2/2(金)午後
第3回(2科入試):2/3(土)

<出願期間>
[郵送]1/20(土)~1/30(火)(必着)
[窓口]第1回:1/31(水)9:00~12:00
    第2回:1/31(水)9:00~16:00
        2/1(木)9:00~12:00
    第3回:1/31(水)9:00~16:00
        2/1(木)9:00~16:00
        2/2(金)9:00~12:00

<合格発表>
第1回:2/1(木)20:00頃(HP)
第2回:2/2(金)22:00頃(HP)
第3回:2/3(土)17:00頃(HP)

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