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安田先生の2016年度入試動向予想

 

リベラルアーツを目指す教育
海城中学校

安田先生

海城中学校の魅力
 「フェアな精神」、「思いやりの心」、「民主主義を守る意思」、「明確に意思を伝える能力」―海城のパンフレットを開くと、冒頭からこうしたフレーズが並ぶ。「民主主義を守る意志」などという活字が躍る学校案内は他にはないのではないだろうか。
 海城というと、ごくシンプルに「難関大学に合格する力をつける教育」を行っていると思っている人が多いが、海城のすばらしさは、上の4つの教育目標を達成するために、この20年教育改革をし続けてきた点にある。
 社会科の総合学習は、大学・社会でも通用するような研究能力、問題解決能力、コミュニケーション能力などの知的基盤作りが意図して行われているし、英語ではネイティブと日本人教員とのチーム・ティーチングでライティングの授業を行っている。狭い学力でなく、生徒が海外でも活躍できるよう、リベラルアーツを目指しているのである。
 入学してくる子が人と関わることが苦手と気がつけば、「プロジェクト・アドベンチャー」を導入、グループを組んで協力して課題を克服することで、協働の重要性を理解させ、コミュニケーション能力を養っている。
 「帰国生入試」にも力を入れ、他校に先駆けて「グローバル教育部」を設けるなど、グローバル時代を見据えて手を打っている点にも、魅力がある。
 入試問題を見ても、「入試から授業が始まっている」ことを感じさせるほど優れた出題が多い。

2016年度入試
我々は、自分の頭で考える努力をしてきた受験生こそが結果をちゃんと出せる問題を出題しようと心がけています。従って、単純な知識の暗記やパターン化された解法のテクニックを詰め込むだけでは本校の入試には対処しきれません。複数の知識を相互に関連付け、いろいろな方向から課題について考え、考えたことをきちんと表現して人に伝える、そうした訓練をしっかり積んできてもらいたいと思います。

<入試日程>
帰国生:1/7(木)
一般①:2/1(月)
一般②:2/3(水)

<出願期間>
帰国生:12/14(月)~1/6(水)
    ※日曜・祝日を除く
一般:1/20(水)~1/26(火)

<合格発表>
帰国生:1/8(金)9:00~15:00(掲示)
一般①:2/2(火)9:00~15:00(掲示)
一般②:2/4(木)9:00~15:00(掲示)

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