次の式で、アに整数を入れたとき、イ、ウが1通りに決まるようなアは何通りありますか。
ただし、ウ(余り)が0の場合も許すことにします。

(ii)ア÷イ=4余りウ
(iii)ア÷イ=13余りウ

なお、アはあまり大きな数にはなりません。それを、(i)の場合について説明します。
イが7だとします。このとき、ウは6以下です。
ウが2以下の場合、例えば、23÷7=3余り2からは、割る数を一つ減らして23÷6=3余り5を作ることができ、イ、ウに2通りの整数が入ります。また、ウが3以上の場合、例えば、25÷7=3余り4からは、割る数を一つ増やして25÷8=3余り1を作ることができ、イ、ウに2通りの整数が入ります。いずれにしろ、イがある程度大きくなると、イ、ウは2通り以上の場合を持つことになります。したがって、アはあまり大きな数にはなりません。