(i)
割る数は余りよりも大きいので、イは(ウ+1)以上の整数であることがわかります。
また、与えられた式を、ア=イ×3+ウ……(☆)
と変形して、イを1増やすと、
ア=(イ+1)×3+(ウ-3)
となるので、ウは3減ります。これから、イ、ウが1通りに決まるためには、ウは2以下であることがわかります。また(☆)で、イを1減らすと、
ア=(イ-1)×3+(ウ+3)
となるので、ウは3増えます。これから、イ、ウが1通りに決まるためには、イとウの差が4以下でなければいけないことがわかります。
以上と「ウは0以上である」こととをまとめると、
ウは、0以上2以下の3通り……(★)
イは、(ウ+1)以上(ウ+4)以下の4通り……(※)
となります。
<1>(※)から、答えは、4通りです。
<2>(★)の3通りのそれぞれに対して、(※)の4通りあるので、答えは、3×4=12(通り)
(ii)
与えられた式を、ア=イ×4+ウと変形して、(i)と同じように、イを1増やしたり、1減らしたりすることで、
ウは、0以上3以下の4通り
イは、(ウ+1)以上(ウ+5)以下の5通りとわかります。よって答えは、
4×5=20(通り)
(iii)
与えられた式を、ア=イ×13+ウと変形して、(i)と同じように、イを1増やしたり、1減らしたりすることで、
ウは、0以上12以下の13通り
イは、(ウ+1)以上(ウ+14)以下の14通りとわかります。よって答えは、
13×14=182(通り)