A町を流れるアシカ川はB町で広いクジラ湖に注ぎこんでいます。B町の対岸にはC町があります。
高速船イルカ号が午前8時にA町を出発してB町経由で、C町までを静水での速さを一定にして往復しました。この運航において、9時にはアシカ川を下っていて、A町にもどってきたのはちょうど正午でした。このとき、1時間ごとにイルカ号が進んだ距離について、次のことがわかっています。
- 9時から10時までの1時間に進んだ距離は、8時から9時までの1時間に進んだ距離よりも4km短い。
- 10時から11時までの1時間に進んだ距離は、9時から10時までの1時間に進んだ距離よりも6km短い。
- 11時から正午までの1時間に進んだ距離は、10時から11時までの1時間に進んだ距離よりも2km短い。
ただし、アシカ川の流れの速さはつねに一定であり、クジラ湖では水の流れはないものとします。また、イルカ号がC町で折り返すのに時間はかからないものとします。このとき、次の問いに答えなさい。