中学受験と子育てを考えるフォーラム 武蔵中学校校長 山﨑元男氏 桐朋中学校校長 片岡哲郎氏 [講演]森上教育研究所 森上展安氏 パネルディスカッション

Program.

子どもが将来、社会から必要とされ、「自立して生き抜く力」を身につけるために、どんな環境で何を学ぶことが求められるのでしょうか。本フォーラムでは武蔵中学校、桐朋中学校の校長先生と、森上教育研究所の森上展安氏、サピックス小学部の広野雅明氏をお招きし、子育てと子どもの将来について議論しました。

■協力:武蔵中学校・桐朋中学校 ■後援:中学受験情報サイト「WILLナビ」

武蔵中

自主性を育む男子校/武蔵中の教育の特色

中高6年間は思春期の大切な時期です。大学進学は重要なテーマではありますが、1つの階梯にすぎません。最も重要なのは、豊かな人生の基盤を作ること。本校は「自調自考」の姿勢を養成する教育を通して、それに寄与することを第一義とする学校であり続けたいと思っています。

桐朋中

自主性を育む男子校/桐朋中の教育の特色

自由とは何か。誰にも寄り掛からずに自分の足で立つ力であり、物事を自分なりに考え判断して新しく何かを選び取る力です。本校では、その力を育むために、日々の教育活動のすべての場面で、生徒一人ひとりの自主性を尊重し、人格の完成をめざしていくという姿勢が徹底しています。

講演

男子を伸ばすリベラルな校風が共通点

武蔵中、桐朋中に共通するのはリベラルな校風です。保護者の中には、これほど自由な学校生活で、はたして大学進学や将来の進路は大丈夫なのかと、不安視する向きもあるようです。けれども私は、昨今の男子はこれぐらい自由でないと育ちにくいと考えています。

パネルディスカッション

中学受験を通して子育てを考える

森上展安氏をモデレーターとして、武蔵中の山﨑元男校長、桐朋中の片岡哲郎校長、サピックス小学部の広野雅明氏の3名のパネリストが激論を展開。両校の教育の特色を踏まえつつ、中学受験を通した子育てとはいかにあるべきなのかを考えました。