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みこさんの日記

2009年10月02日15:44

この子を残して逝っても、もう大丈夫だと思える子育て

中央公会堂にて「21世紀の懐徳堂プロジェクト記念セミナー」を聞いてきました。

パネルディスカッションのゲストは

・鷲田清一(大阪大学学長)
・内田樹(神戸女学院大学教授)
・釈徹宗(浄土真宗本願寺派住職)
・平松邦夫(大阪市長)



心に響いた言葉は

・子ども達を大人にする

・プログラムが設定されている遊園地型教育 → 設定のない原っぱ的教育

・空間の意味やルールを子ども自身が創っていく場の設定が必要

・子どもが自分の殻を破るには、親でもない、先生でもない、真剣で必死で緻密になっている大人の存在 = ミステリアスで謎を秘めた魅惑的な大人の存在が必要

・経済合理性で、人は引っぱりきれない

・この子を残して逝っても、もう大丈夫だと思える子育て

・答のない、もしくは答のわからないことに対しても、向かっていく子どもを育てる

上記の要素を根幹にした「子ども会議(仮称)」「子どもプロジェクト(仮称)」を、やっぱり私はやってみたいと強く思った昨夜でした。

内田樹氏は要チェックだと思いました。
本を読んでみます。

「知らんかったん?」と言われてしまった・・・
最近では「下流志向」を書いた方。

時代なのか、人って、同じようなことに向かって進んでいくものなのでしょうかぁ。

不思議~。

(もちろん違うお考えの方もいらっしゃるでしょうが・・・)

カテゴリ名: わたし

 

コメント

2009年10月03日 00:07 【先輩ママ・パパ】 ぼの

みこさん

一瞬勘違いしました。
確か、読んだことあるような…と
「下流社会」でした。
「下流志向」ですか
最近の子どもたちの傾向なのかな?
ちょっと寂しいですね。

「この子を残して逝っても、もう大丈夫だと思える子育て」
母親なら、皆さん一度は思いめぐらせる気持ちじゃないかな
と思いました。
この子(幼いという理由)を残して死ねないって思ったこと
ありますもんね。
きっと、動物たちの子育てに近い子育てを実践することなのかな
と思います。
たまたま人間に生まれてしまったので、邪念がいっぱいあるから
いけませんね。

世界を支えていくのは子どもたち。
とにかく子どもたちをイキイキ伸びやかにさせてあげたいですね。
子ども会議はぜひとも実現させてくださいね!

 
2009年10月03日 21:37 【先輩ママ・パパ】 みこ

ぼのさま

内田樹氏の本で、最近よく売れたのが「下流志向」らしいのですが、私は読んでいないので、なんとも言えません。

すぐに本屋さんに行って見つけたのは「先生はえらい」でして、今読んでるところです。

子育て→自立→この子を残して逝っても・・・ってなるんでしょうけど、なかなかねぇ。

落合恵子さんが、年老いたお母様の介護のため病院で仮眠していると、自分のこともままならない状態になっていらっしゃるお母さんの手が伸びてきて落合さんの布団を首元に引き寄せて掛けている様子に気付き、母はいつまでも母、娘はいつまでも経っても娘なんだと書いていらっしゃいました。

子ども会議、ホント、やっていきたいです。
アドバイスにお手伝い、よろしくお願いいたします!

 
2009年10月05日 19:42 【先輩ママ・パパ】 ビアマグ

私も「下流社会」は読んだのですが、「下流志向」はまだです。

 「この子を残して逝っても・・・」というタイトル結構ドキッとしますよね。
 でもよく考えたら大概の親は子どもより先に死にます。そうでなくては困りますし。
 ただ、大人になる前にという意味でしたらこれは重いですね。
まあ、私なんか死んでも子どもたちは大丈夫だと思います。これは自分の教育に自信があるとかそういうことではなくて、逆に自分の働きに自信がないのです。
 もっと素敵なお母さんだったらもっといい教育が出来ると思いますし。

 未来を生きる子どもたちにどんな世界を残してやれるか、大人は試されてもいるのですよね。

 
2009年10月05日 22:20 【先輩ママ・パパ】 みこ

ビアマグさま

「まあ、私なんか死んでも子どもたちは大丈夫だと思います。これは自分の教育に自信があるとかそういうことではなくて、逆に自分の働きに自信がないのです」

には笑ってしまいました。
なんて正直な・・・(笑)。

でも実際にはそんなことはないと思いますよ、ビアマグさま!

・子ども自身が自立している
・子どもが自分自身のことを好きである
・人に助けを求められる
・人に可愛がられる

子どもが残されても大丈夫なためには、こんなことも関係すると思います。

これは何も子どもに向けてのことだけではなく、大人の私自身にも言えることだと思います。

 
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