WILLナビ(ウィルナビ)─首都圏中学受験・塾・入試・学習情報サイト

WILLナビTOPへ

 

写真

ニックネーム:  【先輩ママ・パパ】 ぼの

ぼのさんの日記

2009年09月19日23:57

今日でレッスンは最後・・・かも?

休会届を出したバイオリン。
(どうでもいいけど、ついでにバレエも10月からは週一回に)

夕暮れ時、片道一時間の道のりを車を走らせながら色々なことが
頭に浮かんでは消えた。
車の運転だって、バイオリンのために始めたっけ。
長女から数えて、足掛け15年近くよくもまあ、続いたものだ。
普通なら相当弾けるはずなんだが、うちの場合は…
でもまあ、続いただけでも良しとしよう。

しかし、このバイオリン教室の門を叩かなければあるいは性格が
違ってたかなと思うことがある。母も子供達も…
私達の教室に通っていた方で途中でやめられた方はみんなそうおっしゃるので…
とにかく先生がこれでもかというほど熱心にご指導して下さる。
ありがたくも何時間ものレッスンは集中力が切れる小さい子どもにとってはほぼ耐え切れない。親もほとほと疲れてしまう。

スズキメソードは親がまず教えていただき子どもに伝えるという形なので、親も並行して教育を受けるという感じだろうか。
先生は神様のような存在。先生に口答えなんてとんでもないし、
先生のおっしゃることを一言一句聞き漏らしてはならない。
ずっと以前はレッスンが始まる前にはお茶とケーキをお出しし、
夕方近くなったらお食事を作ってお持ちしていた。
レッスン場の手配、先生の交通手段の準備から、発表会の段取り、生徒拡大のための運動、会計、書記等々、全てを仕切り、先生にはただ、レッスン会場へお越しいただくだけという形。
古き良き時代の御稽古の形が脈々と受け継がれてきているのだが、やはり時代の流れには勝てない。
保護者が変わってきているので、とうてい古いスタイルを持続するのはムリな話だ。生徒は激減している。
先生方は皆指導者であり一人の芸術家でもあるので、今の世の中に多少の理解は示されても相変わらずのマイウェイ。
いまどき、こんな世界があるのかなと思うほど…

毎日の家でのおけいこはもしかしたら子どもより親の方がきつかったかも。
楽譜とにらめっこしながら、音をとって一つずつ教えていく。
伴奏ピアノもへたへただが、精一杯練習する。
それで合わそうとしたら、子どもに要らん!といわれる(泣)
特にうちの娘の場合は音感も何もないので大変だった。
子どもが家に居るとき、車にのっているとき、いつも必ず教材の
CDをかける。常に耳にしている状態。
一万回聴いて、一万回弾きなさいと教えられる。
重りのついた靴じゃないけど、家では弓はさかさまに持って弾く。
口うるさく言う母とうるさがる娘の追いかけっこ・・・
最初は「バイオリンやってみた~い!」だったのが、
ついに「バイオリンなんか大嫌い!」になってしまった。

あ~!それも今日で解放される!
寂しいより嬉しいような…
娘は絶対にヤメル!という。
明日になったら母も気持ちが変わってるかもしれない。
やっぱり、戻るぞ!って。
でも、今日はこの開放感を味わっておこう~

カテゴリ名: 中学受験は2回目ママ

 

コメント

2009年09月20日 00:04 【先輩ママ・パパ】 ぼの

カプチーノさんへ

バイオリン科はとてつもなく閉鎖的なんです(ここだけの話)
ピアノ科と合同で大会などあって、先生方とお会いすることが
ありますが、バイオリン科とはまた違った感じですよね?
ピアノ科にも支部があると思うのですが、お役のお母様方が
全て動かれるんですか?生徒は減ってきていませんか?

 
2009年09月20日 08:02 【先輩ママ・パパ】 MOON

子どもが小さいときに「お稽古ガイド本」で
スズキの紹介を読んだことはありますが、
とっても大変な世界なんですね。
すごいなあ!!!びっくりしました。

子どものジャズの先生も
とっても怖くて、きつくて、親子でたくさん怒られましたが
ご父兄の中には「私たちはゲストなのに、なんでこんなに
先生に気を遣わなければならないの!?」って
不満の方も多かりき。
でも、いい想い出だな、って思えます。

長く続けることには
たくさんの意味がありますよね。

「続ける」ということに。

ところで、私も子どもの送迎を長女が2歳のころから
ほぼ毎日車を走らせる生活をし、
それが受験、学校入学で徐々に減り、
今ではたまの駅の送迎になった今、
あのころが懐かしくてたまりません。

忙しく、自分の自由がほしい、でも、このお稽古送迎生活も
何だかこんな生活の自分も楽しいんだけど、みたいなあの時代、
子どもが大きくなるともう二度とない時間です。

今は。
自分の今後見つめて、自分がお稽古する時間を
楽しみたいな、って感じですよ。

 
2009年09月21日 22:11 【先輩ママ・パパ】 カプチーノ

ぼのさん こんばんは。

やっぱり!そういう感想お持ちでしたか・・・(共感で嬉しい!)
実は私、スズキの教育方針や先生との関係など全く知らずに入ってしまいました。
お月謝がとても高いけれど、体験した先生に惚れ込んでの入会でした。

特殊な師弟関係、芸術家としての先生の個性の難しさ、古い体勢に疑問無しの信者(?)
・・・などなど疑問や不満もたくさんあるんです。
全部後で知った事ばかりでした。
でも色々あって、自分なりに気持ちに整理を付けて悟ったのが、
「美味しいところ取り」
でした。イヤな部分は変わらないので・・・
スズキの家庭は恐ろしくハイソだったり優秀だったりしますよね〜
庶民の我が家とは全然違う様子を垣間見たり、
文武両道(じゃない、文芸両道?)の超優秀ぶりにも驚きます。
そんな事もあって「うちは所詮違う」みたいに退いた所で続けているんです〜。

私たちは○○支部という中の1つの教室でマンションの1室を改造した教室です。
防音室が3つあり、ヴァイオリン・チェロ・ピアノの先生が時間を決めて交代で使用。
マンション費用、ダスキン代、受付人件費などなどの様々な負担もあり、
純粋なお月謝以外の出費もかなりあるんです。
本部にもお支払いがありますしね・・・
支部コンサート、バザー、ヴァイオリン交換会、年末イベント、など色々イベントもあり、
毎年各クラスの親が一名ずつ委員を交代でやって運営をしています。
私も委員をしましたが、会計の内容や仕事を知ってかな〜り落胆しました。
やはりスズキはヴァイオリンの為に予算をたくさん組んでいて、
ピアノ科の生徒も同額払っているので、その負担をしていたのです。
コンサート前の練習会場を押さえる為に朝から並んだり、抽選会に行ったり、
ピアノの生徒には関係ないのに、委員は動かないとなりません。
そんな実態を知り、かなり退いてしまいました。
ある日先生に
「先生、ご自宅で教えてないのですか?スズキの教室から離れて先生ご自身に習いたいです」
とお伺いしました。
残念ながら自宅教室はやっていないし、先生ご自身はスズキ信者ですから
スズキ丸ごとで考えてくださいとおっしゃいました。

それから娘が楽しくお稽古する為にふっきってしまったんです・・・
委員もそれ以後はやっていません〜
止めていく子も多いですよ、入ってくる子がいるので総数に大差はないのかも。
こういう実態を事前に知っていたら、入会していなかったかな・・・
そんな事も思います。
でも大好きな先生がスズキ所属だから、こうして続けているのが本音なんです。
きっと多くの方が感じている事でしょうね、生徒が減るのも当然かも。

でも・・・ぼのさん、もったいない!
来年2月、是非また再開してください。
スズキでなくたっていいじゃないですか・・・
芸術を愛する気持ちまで萎えてしまわないで〜って思います。
時間が経ってきっと本当の気持ちが見えてくるかもしれませんね。
退き気味で継続している我が家ですが、それもありだと思いますよ〜♪

 
2009年09月23日 20:46 【先輩ママ・パパ】 ぼの

MOONさん こんばんは

そうなんですよ。スズキってなかなかの世界なんです。
ゲスト風のお母様方も時代の流れでどんどん多くなって…
相変わらず古い考えの先生方は戸惑っておられます。
現実を受け止められない先生方もおられるので自然、生徒
も減少の一途というわけです。
時代に合っていないおけいこスタイルなのかもしれません。

MOONさんはどんな御稽古をされたいと思われてるのでしょうか?
ちょっとお聞きしたいなぁ~と。
私もお稽古事大好きで色々やってきましたが、使ったお金はきっと累計すればすごい数字になるんでしょうが、いえることは唯一つ。なんにも身についてないんです。恥ずかしっ…です。

 
2009年09月27日 17:38 【先輩ママ・パパ】 ぼの

カプチーノさん お返事ありがとうございます。

それなのに返信大変遅くなりました。ごめんなさい。
なんか、思いがいっぱい過ぎて、書き始めたら止まらなさそう
だったので…

そうでしたか。やっぱりいずこも同じなんですね…
安心(安心っておかしいけど…?)しました。

入会時に「愛に生きる」読まれましたか?
ほとんどスズキ教ですよね。
確かに鈴木先生はとてもりっぱな方だと思いますが。

私も支部長や役員をずっとさせていただいています。
うちの支部は私が入ったころは40家族ぐらいおられたのですが、
徐々に減っていまや10家族前後というところ。
役員を辞めたくても辞められない状況なんです。
本当にお稽古以外のお仕事がどれだけ多いか…

今回、休会となりましたが、役員の身分はそのまま…
なので、お手伝いに関しては変わらずさせていただくことに
なります。
支部の財政が破綻しそうな状況下で先生がまた別のところに
教室を出したいという話を持ってみえて、頭を抱えていると
ころです。
全く、浮世離れされているというか…
世の中の状況を分かっておいでなのか単に知らないふりをされ
ているだけなのか…
こういうことまで生徒の親である私達が話しを進めないといけ
ないなんて…
何年もいる私達でさえ、こうなのに、新しく入ってこられた方
にこういう話をしても本当にピンとこないのは当然です。
お月謝以外の出費もおそらく理解しがたいことと思われます。
関西圏の支部長会というのに何度か出たことがありますが、
ほとんどの支部長さんは子どもさんはすでに卒業されていて、
在籍はされていないのだけど、ボランティアで本部費だけ払って
お手伝いされている状況です。
忌憚のない意見が交換されますが、こういうスタイルを保ちながらスズキを発展させるのはもう限界ではないかというのが大方の意見です。

カプチーノさんの所属されている支部は大所帯のようですね?
となると事務的なことも大変だと思います。
それをすべて生徒側が運営するのですから、本当になんで?って
気持ちにもなりますよね~

役員同士でもいつも話しは堂々めぐりで終わってしまいます。
私自身はバイオリンは何人かの先生に教えていただいていて
改めてスズキの良さもそうじゃない部分も少し分かってきた気が
してます。

古き良き日本のお稽古と割り切れたらいいのだけど…
確かに習われる方も飛び切りハイソな方多くて
以前おられた方にお休みの日は何されてるの?ってお尋ねしたら
「アメリカで飛行機乗ってます!」自家用の免許を持たれていて…ママですよ。目が飛び出そうでした…
(でも、見た目はあくまでも地味で…)
特殊な世界だけど良さはいっぱいあるのですたれず残って欲しい
ですね!
なんて、もう関係ない人のコメントみたいになってしまったけど。

そうそう、東京の支部にもお友達が居るのですが、キムタクの
お子さんが習っていて工藤静香さんがママで連れてみえるんでっすってね!
もうオーストラリアに行かれたけど、葉加瀬さんのお子さんも
習われてるとか、鈴木先生が愛子様を教えられているとか、
こういう話もスズキならではですね。

また話聞いて下さいね!

 
コメント本文
写真1
写真2
写真3