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ニックネーム:  【塾・個別指導・家庭教師】 学習会

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学習会さんの日記

2009年07月13日20:41

受験学年の理科学習の進め方

理科の学習について、
6年生のお母さんによく言うことがあります。


「やってもやっても理解できない部分はとばしてください。
チェックだけしておいて後回しにしてください。」


なぜなら、
理解ができない抽象的概念を含んでいる場合は、何をどうしても理解できないからです。


“いないいないバア”が通用する発達段階にある子どもに、
「手の向こうに存在していますよ」
という説明は通用しません。

これは極端な例ですが、
理科の学習ではこういうことがよくあります。

今理解できなくても3ヶ月後には理解できることもあります。
これが後回しにした方が良い一つの理由です。

チェックしておいたものを冬休み前後に一気にやってしまいます。

同じく理解できないものもありますが、
簡単に理解できるようになっているものもあります。


教育学や発達心理学ではこれを“レディネス”といいます。
学習が成立するための下地を意味します。


受験はこういう“技術的な部分”と“根本的にどうやって伸ばしていくかという部分”の両輪です。
どちらが欠けてもうまく行きません。


告知です。
7/17にお母さん向けに理科のセミナーをします。
詳細やお申込みにつきましては学習会ホームページでご確認ください。

こちらは、
技術的なことも含みますが、
根本的なところがメインとなります。

テーマは、
「中学受験で求められる理科力」

カテゴリ名: 理科

 

コメント

2009年07月14日 09:23 【先輩ママ・パパ】 カプチーノ

はじめまして、カプチーノと申します。

これを読んで「なるほど!」と妙に納得しています。
実は6年の我が子には、こういう事が多々あって非常に時間がかかっておりました。

根気よく教えても、今ひとつスッキリ理解出来ていない、だから定着しない。
無駄な時間ばかりかけている印象があります。
分からないから、益々嫌がり、嫌だから勉強に前向きにならない・・・
情けないですが、悪のスパイラルです。
体も小柄で精神的にもまだまだ幼い子だからなのかな?と、
成績の悪さに悶々としている日々を過ごしております。

つまり、受験をするには厳しい子なのかもしれませんが、
受験を決めた以上はこのアドバイス通り、きっぱりと後回しに決めて、
その “レディネス” を待つのが得策なのかな思いました。

学習会さんでは、親向けのセミナーもあるのですね。
また有益なアドバイスを楽しみにしております。

 
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