教室の窓を開けるとスズメが入ってくる。
手を広げていると昆虫が飛んできてとまる。
昨日も教室でクワガタを見つけたと大騒ぎだったとか?
校長先生の第一声が「鳥の鳴く声しか聞こえないでしょう!」と
確かに・・・周りは何にもない。
今月最後の学校見学。
今日は長女の通う学校へ体験授業を受けに行った。
お客様目線でどんな風に感じられるかを確かめに・・・
今年度から関西では四大私学の中で一番勢いのある(自称)大学と連携した。
受付には長女の現担任の先生。教頭は去年の担任。
入試部長は中学3年間の担任。もう家へ帰ってきたような雰囲気。妹さんが来てくれたのねっ!と。
母はここでぐっと気持ちが溺れそうになるのをこらえる。
唯一、校長先生のお顔は初めて拝見。実はここ数年毎年のように
学校側の事情で校長が変わられているのだ。
親としてはちょっと翻弄されている気分。
県内の某公立高校の校長をされていたという前歴。
話を聞いていても、確かに、公立の先生という感じ。
ここでは中高が一緒になって勉強できる!と強調されていたが、
実はそんなことは当たり前のことではない?だって、ここは
中高一貫の学校なんだもん~
あるいは、教員に転勤がないってことはすばらしい♪とか・・・
私学だったら当たり前のことなんだけど?
話される内容は例えば、
「入口を間違わなかったら、出口を間違うことはありません」
とか、とってもすばらしいのだけど、実に具体的でなく、まだ来られて日が浅いことを物語っている。
替わって連携大学の部長先生がはるばる大学よりみえて、説明。
われわれの「大学」はコアバリューを第一に掲げていますと。
目的意識や課題意識を持たない最近の子供達を一貫教育で未来を生み出す人間に成長させることを使命と考えていますとのこと。
受験がないということでそれに割かない時間を有効に、体験授業を通して、企業で求められているコミュニケーションを鍛えたり、早くから社会勉強をしたりということらしい。
そして、一番強調されたのは連携大学が多い中、運用をちゃんと考え、実行していうのはうちの大学だけと。
このごろの子供達はずっと将来のことだって、何もかもお膳立てされていて、そこをなぞって歩くんだなと。
その先、線路がなくなったらどうするんだろう?
ちなみに校長先生の話は10分。
大学側の話は20分だった!
現時点で小学生である子どもを持つ親が就職まで見据えて学校を選ぶ時代に入ったのだろうか?
最後に入試部長が初日専願なら塾長推薦で入れることもあると強調されていた。ぜひともこれを活用して欲しいと。
ライフライン?
出来れば活用したくないけど・・・
ひとつ、今回とても嬉しかったこと♪
長女の友達が茶道部の部長をしているのだが、
次女がくると聞いて自ら手を挙げ、クラブ体験実施の段取りを
してくれたと聞いた。
次女も温かく迎えてもらって、感激ひとしおで、
「茶道部に入りた~い!」と帰り道、盛んに言ってた。
その前に学校へ入学しないといけないんだけど・・・!?
カテゴリ名: 中学受験は2回目ママ