「今週は自習がないねん・・・」
通常の授業のあと、宿題を片付けるために1時間の自習時間が設けられている。よほどのことがない限り、6年生ともなると全員が参加する。
「えっ~!どういうこと?」
月曜日いつもどおり夜10時に迎えに行くつもりをしていたら娘がこのように言う。
先週の金曜日のこと(娘は発表会の練習で休んだ)自習時間に騒ぐ子が2人ほどいて、迎合する子や不本意にも巻込まれた子もおり、クラス全体が騒がしくなり収拾がつかなくなったそうだ。
担任が注意するも収まらず結局、来週は実力テストの一週間前でもあるし、このような状態だと塾で勉強しても集中できず意味もないから、各自気持ちを引き締めて家でするように。と言い渡したらしい。
娘はそのことを土曜日に登塾した際、担任から言われたそうだ。
断っておくが、私はモンスターではない。
でも、今回のこの措置は何だかおかしいと思った。
学校のクラス内で起きたことなら十分に理解できる。
この事案をクラスみんなで話し合い、より良い方向に持っていくよう力を合わせ、努力するという話にもなるだろう。
でも、これは中学受験が目的の塾での出来事だ。
まずは先生がその騒ぐ子を収めないといけない。
それが無理なら、親に注意してもらうとか、その張本人に限って自習をさせないとか。極端な話をすれば塾をやめてもらうとか・・・そういう方向が筋であろう。
月曜日は言われるがまま授業が終わるとすぐに迎えに行ったが、さすがに今日はやはり塾に一言と思い、電話した。
(恥ずかしながら、娘は家だとなかなか勉強する態勢にならない・・・、気持ちはあるようなのだが~なので自習がないとかなり大変)
Oは本日は他市の教室に行っており、こちらには来ませんと言われる。
折返し、電話させますとのことだったが、電話口に出た先生に思い切って尋ねた。
すると、今回の措置はO先生が教育的配慮からされたことで、塾側が自習対応を楽しようとかそういった考えは全くありません。今週末の実力テストに向けて、自主的に皆が集中して取組むよう家での自習を今回勧めました。とすらすらと繰返し何度も言ってるかの様子で話される。
おそらく、クレームの電話が頻繁にかかってきているのだろう。
今夜も自習をせずに戻った娘。一緒に風呂に入りながら話した。
「お母さん、今回のこと、ちょっとおかしいと思うわ。みんな塾で宿題やってしまいたいのに、うるさくなかった子まで連帯責任で自習はナシなんて・・・なんでやの?」
「でも、お母さん~先生はいつもこう言うねん。
うるさくしてる子たちがおるやろう?みんながそれを許してるからあかんのや!って」
なるほど・・・
先生の気持ちすごくよく分かる。先生の言うとおりだし、子どもたちもその言葉を一生懸命理解しようとしている。
でも、時間がないのよ!先生~
ここは先生に何とかしてもらわないと・・・
とにかく目的は「合格」あるのみ☆
先生を信頼すると決めたのだから、本当によろしく頼みますね!
カテゴリ名: 中学受験は2回目ママ