本日も例によって日曜特訓を休んで出かけていく。
大阪市内にあるその学校は家からは1時間以内とほどよい距離。
山に囲まれたのどかな地域の我が家と比べるまでもなく都会の真ん中に位置している。
道幅いっぱいに建てられた校舎。道を挟んで増築された校舎が何棟か。狭い運動場と思いきや、実は人工芝のりっぱなサッカーコート。屋上にはテニスコート。と限られた敷地を最大限に利用されている。運動会やトラックを使う競技はすぐ近くの公共競技場を使うという。
子どもたちの体験授業はなんと2時間目まであった。
というのも今まであまりなかったような気がする。
授業をのぞくと、国語や算数は入試問題の解き方を懇切丁寧にやっていた。アンダーラインを引かせ、どちらもまるで塾の授業を見ているようだった。
一方、親対象の説明会はその名のとおり、本当に説明づくし・・・
校長の挨拶から始まり、教頭、教務部長、進路指導部長、入試部長となんと5人もの先生方が入替り立替りのご説明。
朝早かったこちらは少々眠気が襲ってしまう。
そうそう、校長挨拶の後に校歌の紹介があった。コーラス部が歌ってくれたこの校歌、校歌らしくないとても珍しい感じの曲。しかも、1番が長い。あとから説明を聞くと、宝塚歌劇団の方に作っていただいたというご自慢の曲だそうだ。
なんとなく・・・うん。
先生方は「この6月という早い時期にこれほどまでのご父兄、生徒さんが集まってくださるとは思っておらず、身の引き締まる思いです」と繰り返し、何度も述べられていた。
伝統校だと「伝統あるわが校では・・・」となるが、こちらはまだ設立10年ちょっとの国公立に進学する生徒を送り出すとことが至上目標の新しい学校。
「伝統校にはない、はつらつさ・・・」と続く。
廊下にはこの時期(まだやっと6月だというのに)に国公立のパンフレットと赤本が壁一面に並んでいる。
ちょっと息苦しいかなぁと感じると同時に学生生活はどこにあるのかな?と探してみたい気分になった。
唯一、女の先生が北川景子さんみたいなまるで学生さんのようでしかもきれいな先生が多かったのには驚いた。
娘は最後に食べた学食だけが印象に残った模様。
「もうちょっと、メニューがいっぱいあったらええのになぁ!」と。
食べたかったものがどれも売切れだったそうだ。
学校探しの旅は体力も使うけど出かけていってはじめて得るものもある。
今週末も旅に出るぞ~!
カテゴリ名: 中学受験は2回目ママ