GWが終わり、日常が戻った。
毎年旅行に行く我が家も、今年はシナモンの塾があるのでキャンセル。
遊びたかっただろうに・・・
お天気も良かったのに・・・
頑張ったよね! 偉い!
先月初めての模試で厳しい状況に直面した彼、少し変わったのかなと思う。
今まで何度も勉強ストライキを起こした、塾をサボった事もあった。
親に見せずに鞄に葬ったテストを何度も発掘したり・・・
何度もひどいバトルがあった。
でも、この頃少し落ち着いて来たみたいで嬉しい。
昨夜は塾がなく、宿題を終えた彼は突然山盛りの机を片付けると言い出した。
間もなく1人では手に負えないと思ったらしく、
「ママ、助けてーーー」との声。
一緒に机の上を整理すること1時間以上。
引き出しの中もスゴイ事になっている〜
ポケモンカード、年賀状、おもちゃ、ビー玉、スーパーーボール、お菓子のゴミ、
とにかく種々雑多な物がぐちゃぐちゃに入っていて大変!
その中に、彼が集めた切符がたくさんあった。
「いいや。もうこれは捨てようっと!ママも前にどうせゴミになるって言ってたしね。」
駅で拾っては集めた切符の数々、
そして自分が旅行で使った切符、父親の出張時の切符、などなど。
確かに以前駅で切符を拾う彼に、
「持ち帰ってもキチンとしまわないからゴミになるだけよ、拾わないで。」
と言ったっけ・・・そのくせ昨夜は、
「せっかく集めたのにいいの?奇麗に揃えてしまっておけばいいよ。」
と言ってしまった。でもシナモンはポイポイとごみ箱に放り込む。
切符やおもちゃや、色々な物に気持ちの整理を付けて次々とごみ箱に入れる。
「あ、これはお土産にもらったやつだ」
「これは前に持ってたおもちゃの部品だ」
「転校しちゃった、○○君の手紙だ」
いろんな事をつぶやきながら・・・
これから受験に立ち向かうシナモンが、
幼児期から今までの自分に決別するかのように見えた。
本当なら子供らしく毎日外で思いきり遊んで欲しい。
受験がなければ好きな切符集めだって出来るのに。
幼稚っぽい彼が可愛いのに、幼稚なままでは受験は出来ない。
早く精神的に大人になった子が勝つのが受験なのかな、何だか寂しい。
受験生の自覚がない幼稚な彼を否定しないと中々前には進めない。
少しづつ、少しづつ成長すればいい事なのになぁ・・・
未だ未だ幼い彼だから、これからも何度もバトルがあるのは覚悟している。
でも、昨夜はしみじみ彼の成長を感じた夜だった。こんな事は初めて。
本当は嬉しいはずなのに寂しい、そんな複雑な気分だった。
来年のGWはまた温泉に行きたいよね。
頑張れ!ママは君の応援団長だからね!!
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