娘は今日から6日までの4日間GW集結特訓に参加する。
大阪市内にある北京オリンピック柔道で金メダルを取ったあのI
選手を輩出した学校を塾が借り切り集中講義をするというもの。
参加は任意ながら、偏差値15アップ目標の娘のこと。今回ももれなく参加!
関西一円から集まる生徒はナント700人。
初日の今日は近所のお友達5人まとめて引率する。
最寄り駅の改札を出るとプラカードを持った先生が立っておられた。会場まで500mあまりの距離を先生方が30mおきに立ち案内して下さる。
いつも通う教室の先生を見つけては子どもたちはホッと安心した笑顔を見せながら進んでいく。
歩いていると、思いがけず、ある先生の姿を見つけた。
今から5年前、長女が通っていた小さな塾でお世話になった担任の先生だった。
長女は本命受験前にすべり止めを受けたが、よもやの不合格。合格ラインすれすれだった本命校までに気持ちを立て直すことが出来ず、不合格。
気がつくと、ほとんどの友達は進学先が決まっていた。
もう後がない・・・という時に、ここなら大丈夫と先生が背中を押してくれた学校があった。野球場もテニスコートもサッカー場もトラックも揃う広大な敷地。山々に囲まれ自然豊かな環境。のんびりした校風はきっと気にいるよと。
午前中に願書を提出、午後から試験というタイトなスケジュール。何とも心細い中、学校へ向かうと思いがけずその先生が門のところで待って下さっていた。
不安そうな私たち親子に付き添うため車で1時間の道のりを来て下さっていたのだった。
午後、試験会場へ向かう娘に「絶対、大丈夫だから!」と上着のポケットにキットカットを押し込んで見送って下さった。
弱小の塾が淘汰され長女が通っていたその塾も昨年閉鎖された。先生はどうされているのだろうと思っていた。
あの時は本当にありがとうございました。
おかげ様で娘は高校2年生になり、元気に毎日楽しく通っています。
今度は妹でお世話になります。
よろしくお願いします。
話すことは出来なかったが、先生も気付いて下さっていたようだった。
ぼのさんの日記
2009年05月03日23:45
思いがけない出会い