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こす子さんの日記

2009年04月10日00:16

受験国語で出会った本「しずかな日々」

こす子が受験国語出会った本、
椰月美智子(やづきみちこ)さんの
「しずかな日々」(講談社)についてです。


小学校5年生の「ぼく」の目を通して
劇的な事が何も起きないけれど
静かに暮らす日々の一年間をえがいています。

劇的な事は何も起きないのですが
「ぼく」の母は家を出ます。
「ぼく」はおじいちゃんと二人で暮らす事を選択します。
不器用ながら寄り添っていくおじいちゃんと「ぼく」。

こす子にとっては
母が家を出るという事はかなりの一大事
晴天のへきれき!ですが
「ぼく」は淡々とそれを受け入ます。
母を責めるでもなく、自分を責めるでもなく
ただただ受け入れます。

「人生は劇的ではない。ぼくはこれからもいきていく」
とむすばれた最後の一行は切なくて泣きました。

今年の入試では4校で出題されたそうです。

 

コメント

2009年04月10日 11:46 【先輩ママ・パパ】 らでぃっしゅ

こす子さんこんにちわ~

とてもいい本ですね。読みたくなりました。
入試でとりあげられることにも意味があるのでしょうね。
私もこの前、娘の国語の問題集を見ていて
牟礼慶子さんの「優しい記憶」や吉野弘さんの「奈々子に」という詩に「いいな~」と思いました。ふだんはあまり読まないんですが。

娘もこの小説の続きが読みたい、と言って古本屋を巡り、なかったので注文していました。

また素敵な本に巡り合えたらシェアしてくださいね。

 
2009年04月11日 00:41 【先輩ママ・パパ】 みこ

子育て中って、子どもを通して、自分の知らない世界に誘ってもらえますよね。

私、人も大好きですし、その延長としての本も大好きです。
著者と対話してもらっているようなもんだと思えるから。

ここにお邪魔すると、読みたい本がまた増えそうです。

 
2009年04月18日 00:11 【先輩ママ・パパ】 こす子

らでぃっしゅさん、こんばんは。

こす子は詩って小説に比べて難しいと思っていますが、
あえて詩を出題する学校も少なくないですね。

吉野弘さんは知っていますが、
牟礼慶子さんは初めて伺いました。
「優しい記憶」というとても素敵なタイトルだけで
もうすっかりファンになりそうです。
今度図書館または本屋さんに行ったら
さっそくチェックしたいと思います。

ありがとうございます。

 
2009年04月18日 00:14 【先輩ママ・パパ】 こす子

みこさん、こんばんは。

「著者と対話してもらっているようなもんだ
と思えるから」のみこさんのお言葉に
思わず大きくうなずいてしまいました。

感性がぴったりあう作家に出会えるとまさしく
その思いがこみ上げてきます。
こす子の場合中学受験でとりあげられる作家さんと
たくさん対話してもらいました。

 
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