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山脇学園中学校さんの日記

2019年11月11日10:31

館山沖ノ島へ支援金をお渡ししました
 

過日行われた学園祭期間中、台風15号で被災した館山沖ノ島のための支援金にご協力いただきありがとうございました。お預かりさせていただいた支援金は、201,044円となりました。

10月19日(土)に、千葉県館山市沖ノ島を訪ね、マイト君どら焼きの売上金14,000円と合わせた、

合計215,044円と応援メッセージを、NPO法人海辺の鑑定団竹内様にお渡ししてきました。

館山に向かうバスの車窓から、崩れた山や倒れた木々、ブルーシートがかかった住宅などが見え、まだまだ被災された中での厳しい生活が続いていることを感じました。

沖ノ島は、9月9日に上陸した台風により、木が倒れ森の様子が一変していました。沖ノ島の森のボリュウムが少なくなっています。

台風15号で倒れた木が森の入り口をふさいでいます。うっそうとした森でしたが、今では空が見えています。また、台風19号の高波で、ここまで漂流物が運ばれてきていました。

どれほど強い風が吹いていたのか、木々が斜めになってしまっています。海水の影響でしょうか、茶色く変色してしまっています。

沖ノ島は、岩盤層でできている島だそうで土の面は非常に薄く、木はそこに根を広げていることがよくわかります。岩のくぼみと根の出っ張りの形が合っています。根がめくれてしまっても、木は青い葉を茂らせている様子に自然の力を感じました。

風下の地域は、比較的被害が少なかったそうですが、山から流出した竹などが流れ着いていました。

また台風19号が10月12日にも接近し、高潮の影響も受けていました。

高潮の影響で海岸の砂が流されてしまい、岩場との間に大きな段差ができていました。


竹内さんは、「今回の沖ノ島の状況も長い歴史の一こまなのだと思います。沖ノ島の森が長い時間をかけて新しい森になっていく手助けをするために、10年20年、50年という長期的に考える必要があるのです。」とおっしゃっていました。自然の前には人間の力はほんのわずかかもしれませんが、継続して心を寄せ、自然の力の恐ろしさと自然の力強さから学び続け、私たちができることを考え続けていければと思います。

カテゴリ名: 学校生活

 

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