平成28年度中学入試は、2月1日第1回と国際生入試、2月1日午後入試、2日第2回、4日第3回の4回を無事に終了することができました。3日間とも晴天に恵まれましたが、厳しい寒さの中の入試でした。心配されていた交通機関の遅れもなく、予定通り入試を実施できたことに感謝です。すでにHPでも掲示しておりますが、4回の入試概況は以下の通りでした。
・1日第1回では、定員40名に対して120名の出願、114名が受験し57名が合格
・1日国際生入試では、定員若干名に対して6名の出願、6名が受験し4名が合格
・1日午後入試では、定員20名に対して269名の出願、265名が受験し182名が合格
・2日第2回では、定員50名に対して318名の出願、164名が受験し82名の合格
・4日第3回では、定員30名に対して278名の出願、104名が受験し50名の合格
昨年がサンデーチャンスであったので、今年はどのような出願傾向になるのか分かりませんでした。結果的には、出願総数は昨年の1129から1016へと減りました。特に、第1回入試の出願が予想以上に増えず心配しましたが、本校を第一志望されている受験生は例年通り多かったです。午後入試も昨年より出願が50減りましたが、欠席は4人とわずかでした。これまで通り、優秀な受験生が多かったと思われます(合格者平均点は国語67.5、算数74.6)。従って、他校へ行かれる方も多いと予想されましたので、例年通り受験者の半数以上を合格とさせていただきました。実質倍率は1.5倍でした。この傾向は来年の午後入試も変わらないと思いますので、午前に他校を受験された後、午後からでも、さらに多くの受験生に本校を受験していただきたいと思います。参考までに、1日の午前入試と午後入試の両方を本校で受験された方は34名(昨年62名)いらっしゃいました。
第2回は昨年を上回り、出願318でしたが、早めに合格校を決める傾向が強く、受験数は164名(昨年170名)でした。第3回もこの傾向が強く、受験数は104名(昨年113名)でした。ただ、第2回、3回とも合格者の点数は高かったので、来年度の中学1年生は例年通りの生徒達が入ってくると思われます。
せっかく受験していただいたのに、残念ながらご縁のなかった受験生の皆さんには、本校を受験校として選択してくださったこと、及び、本校の説明会に何度も足を運んでくださったことに深く感謝するとともに、他校での中学生活が素晴らしいものになりますよう心より祈念いたしております。試験の平均点、最高点、最低点等の詳細につきましては、ホームページをご覧下さい。
新聞紙上では、公立中高一貫校の人気について取り上げられておりますが、来年度は大妻多摩も「私学の魅力」についてもっと語っていきたいと思います。昨年8月に完成したアカデメイア棟(新図書館棟)は、地上3階建てで、図書室の他に約200席の自習室、電子黒板のある普通教室と集会室があります。美しい自然環境や上質な教育施設の中での質の高い、丁寧で細やかな授業、伝統に支えられた幅の広い教育活動や人間教育こそが私学魅力です。例えば、現在、オーストラリア、ハワイ、イギリスの3ヶ国、4つの提携校に本校生徒達が留学をしております。4提携校とも私立の名門校です。このような独自のプログラムがあることもまた、私学の良いところです。
来年度以降に私立中学の受験をお考えのみなさんは、3月15日(火)13時~15時の「入試報告会」においで下さい。2月の入試の報告の他に、来年度入試や本校の教育理念、ビジョンについてお話しいたします。私学の魅力が伝わる会にしたいと思います。どうぞこれからも大妻多摩に期待して下さい。
全ての受験生の皆さん、本当にご苦労様でした。
《3月15日(火)13時開催の入試報告会》以下の内容をお伝えします。
・2月に行いました中学入試の報告と2017年度入試に向けて
合格者平均点、最高点、最低点や合格へのポイントなどについて説明いたします。
・大妻多摩の校風と教育理念
・15日時点での今年度高校3年生の大学合格実績概要及び進路指導の方針
・大妻多摩のビジョン 大妻多摩がめざす今後の方針について
・4月からの学校説明会・イベント・行事の予定及び見学ポイント
・校舎、施設見学(希望者のみ) ※当日、生徒は登校いたしません。
●対象:本校にご関心のある受験生(5年生以下)及びその保護者
●会場:本校 大講義室
●日時:3月15日(火) 13:00~14:30 入試報告会 及び 説明会
14:30~15:00 校舎・施設見学(希望者のみ)
★申込み方法:事前予約は不要です。当日、受付まで直接お越し下さい。
大妻多摩中学校ホームページ:http://www.otsuma-tama.ed.jp
カテゴリ名: 中学入試
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