「この一年間で僕が、頭髪指導した生徒は128名にのぼりますよ。」
って、ニコッとしながら言うんよ!と役員のお母さんが電話の向こうでため息つきながらあきれたように言う。
昨日はPTA学年長と先生方を交えての会議があり、その中で最近の学内の乱れを先生方に問う一幕があったそうだ。
彼女はなんで、うちの学校は校則がゆるいというか中途半端なんですか?と尋ねた(ほぼ詰問)そうだ。
関西の私立の男子高などは一回の喫煙で即刻退学など、かなり厳格に校則を徹底させているところが多い。
すると、先生は
「一度の間違いは誰にでも起こりうるでしょう?うちの学校では自らが気づいて直すようにして欲しいのです。それを見守りながら待っているんです。」
牧師でもある校長。
生徒に呼びかける挨拶はいつも本当に優しい。
入学前にあった説明会で、校長先生が父兄に話すよりもずっと多くの事柄を子どもたちに話しかける様子が他の学校では見られなくて私などは素直に感動してしまったのだったが・・・
「自主性を尊ぶなんて先生言わはるけど、まだ中学1年生やそこらのお子ちゃまにそんなことを求めるのはちょっと高度過ぎますってはっきり言ってんけどな。高校生やったら、確かにそれでいいかもしれんけどね。まぁ、その自主性こそがうちの学校のいいところでもあるからなぁ・・・」
彼女は上二人の娘さんも通わせておられたので、学校に対して理解も深い。
本来は先生と生徒だけで行う学年集会に今回は父兄も参加して話しをじっくり聞きたいと伝え、初めて実現させたから、絶対に出席してな!ということだった。
校長先生はどんな話をされるのだろうか・・・?
カテゴリ名: 中学受験2回終了ママ
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