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ビアマグさんの日記

2010年08月14日10:55

 夏が終わろうとしている、とは思いたくない。
 これは人生の話。

 年齢的にはだんだん、夏から秋へ、というところなのかもしれないが、私は夏にしがみついていたくて、何とかして太陽の輝きを引き止めようとしているのかもしれない。
 しかし…当然のことだが陽がのぼるのも沈むのも人の力では止めることは出来ない。


 特にこの一年は、子どもが高校を卒業するという節目の年であるせいか、自分自身にもなにか区切りが訪れてしまいそうで、少しだけこわいような、変な感覚がある。


 ひとりで暮らしている人は、家族の節目などなく過ごしているのだから考えすぎなのかもしれないが、子どもの成長は大きな喜びであるとともに自身の秋へのカウントダウンということでもあるのだと思う。それに気付いてしまった。



 食べたもの、見たもの、嗅いだもの、聞いたもの、愛したこと、愛されたこと、感じたことだけしか天国には持っていけない。お金も服も、高価な何かも、何ひとつ持っていくことは出来ない。


 ならばきれいな景色や、咲いた花や、子どもたちの笑い声、嬉しかったこと、悲しかったこと、感動したこと、そしてそれらを分け合った人たち、見ず知らずの人も含めてこの世の全てを慈しんで生きよう、と改めて思う。

カテゴリ名: 超「ひとりごと」

 

コメント

2010年08月14日 11:54 【先輩ママ・パパ】 MOON

ビアマグさん

正に私も同じことを思うこの夏だったので、大変共感して
読ませていただきました。

親友が正に死にも直面しそうな病と闘う夏を目の当たりにした、と言うことのみならず、家族との在り方も考えた夏でした。

恥の多い人生でした、と仰った故人がいらっしゃいましたが、
先日、実家の母も
「あのころは間違っていないと信じて発した言葉や態度、本当に良かったのかと思いなおしたり、反省することもたくさん出てきたわ」と言っていました。

私も、そうなんです。
主人に対して、娘たちに対して、親、姉妹に対して、諸々。

本当にビアマグさんの書いていらっしゃるとおり、
これからは、良かったことも、悪かったことも、全て
糧にして、愛おしく思いながら歩んでいきたいと
思っていたところでした。

長女が間もなく、(家を出る、出ないではなく)巣立つなあと
実感しているからかもしれません。

この夏、主人が私に言いました。
「自分はまだ、(単身赴任のおかげで)ご飯は作れないけど、
いろいろ自分でやれるから、(長女が大学に入ったり、次女が大学に入ったり落ち着いたら)此処に来るものもちろんいいけど、しばらくは、自分のやりたいことをやってみたらいい。
海外に住んでみるのもいいかもしれないよ。
せっかくの人生だから、後悔のないようにしたら?」

私は視野が狭かったです。
そんなこと、考えたこともありませんでした。
もちろん、今更そんな勇気も度胸もないのですが、
考え方ひとつで、まだまだいけるなあ!
とも思い始めた夏でもあります。

一緒にいい人生やりましょう!!

 
2010年08月14日 16:22  

こんにちは。
節目の年ってありますね。
私自身も年齢的には季節は秋ですが、
まだ中学1年生がいるので息切れしながら子育てをしている状態ですね~
息子は大学生になりましたが自宅にいますし
巣立ったという感じは全くなくやれやれという感じです。
もうしばらく(娘が高校生頃まで)家族の事を心配する日々がつづきそうです。
なぜかいつも自分の事って後回しになっていると感じるこの頃です。

 
2010年08月14日 22:17 【先輩ママ・パパ】 ぼの

ビアマグさん こんばんは

>食べたもの、見たもの、嗅いだもの、聞いたもの、愛したこと、愛されたこと、感じたことだけしか天国には持っていけない。お金も服も、高価な何かも、何ひとつ持っていくことは出来ない。

たまたま今日読んでた本
「夜と霧」ヴィクトール・E・フランクル
の中で精神科医でもある著者が裸にされ、番号で呼ばれる極限状態の収容所生活で「愛」こそ全て、愛が人として到達できる最高のものとありました。

まさしくビアマグさんおっしゃるとおりだと思いました。

家族や友だちと話す時間も大切に過ごしたいです。
最近は友だちに誘われたりしたら極力会うようにしています。
考えてみたらあと何回逢えるかしら?って思うから。
なんてことを周りに言うと
「お出かけしたいだけちゃうん?」とやじられました。
日ごろの行いが悪いぼのなので・・・(苦笑)

 
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