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ニックネーム:  【先輩ママ・パパ】 カプチーノ

カプチーノさんの日記

2010年07月12日14:10

どうなる?? 小学校英語活動〜

来年度から文科省のお達しで、5、6年生に年間35時間の外国語活動が必修化されます。
外国語。つまり英語ではなくてもOKなので、ロシアに近い所はロシア語でもいいし、
韓国に近ければ韓国語だって良いわけです。
でも、誰が教えるの??・・・ってことで、ほぼ全校で英語を取り入れる事になりそうです。
皆様のお子様も小学校時代に既に開始していた学校もあることだと思います。
で、誰が教えるの~??って話ですが、英語ならば担任に出来るとは限りません。

指導要領では「コミュニケーション能力の素地を養う」ことを掲げていますが曖昧です。
指導書として作られた「英語ノート1,2」は、
昨年例の仕分けの対象となり来年度までで配布停止となります。電子配信などの案もありますが。

小学校教諭の皆様は、英語を教えるというのは想定外で職に就いていらっしゃるはず。
英語が嫌いだから小学校教諭になったという消去法?の先生もいらっしゃったりします。
ホント、お嫌いな先生にはお気の毒?な必修化。。。
では中学英語教師にお願いしたら? そうはいきません、中学で授業があるのですから。
それに小学校英語活動は文字や文法を教えないので、専門性が違うとも言えます。
だったらどうすんの〜〜〜??

我が自治体ではそんな先生をお助けする為の地域人材なる者が派遣されております。
皆様の学校では如何でしょうか?
シュガーとシナモンの卒業校では、バイリンガル日本人の先生が英語だけを使って指導されていました。
担任の先生が時々、通訳されていた様です。
ところで、担任が単独で授業されている学校ってあるのでしょうか?
それが無理だから、バイリンガル日本人、ネィティブ外国人、など色々な人材に頼っているのが実情では?
英語のお得意な担任がラッキーにもいらしたら良いですよね。でも、普通はそうはいきません。
保護者の皆様は、この文科省の決定をどう受け止めていらっしゃるのでしょう?

英語が苦手な担任から、カタカナ英語で習うってどうです?
発音も文法も怪しい授業って返ってして欲しくないような・・・帰国子女の子は呆れちゃうかも。
ではALT(ネィティブスピーカー)に英語のみの授業を習うのは如何です?
全く英語がわからず退屈する子が出ませんか?
そもそも担任は講師と英語で授業案の打ち合わせが出来るのでしょうか?
ネィティブスピーカーとはいえ英語教育の訓練を受けていれば安心ですが、
外国人というだけで採用されている講師はいないのでしょうか?ちょっと心配・・・
じゃぁ、バイリンガルの日本人に日本語の説明を交えてもらって英語を習うのは?
日本人講師なら担任と日本語での打ち合わせが可能です。
でも・・・やっぱり英語だもの、見た目が外国人の人に習いたい気分でしょうか?

来年度からの必修化を決めてしまったものの、学校によっては右往左往。
予算が少なく、講師を招く時間も限られれば担任が授業をするしかありません。
でも、正直言って、担任の先生方ってスゴクお忙しい。
そこに、英語という負担を追加して大丈夫なんでしょうか?
特にお得意でも専門でもない「英語」なんですよ、年間35時間も!?

文科省様、一体全体どうするおつもり〜〜〜?

カテゴリ名: ママの社会参加

 

コメント

2010年07月13日 21:39 【先輩ママ・パパ】 ぼの

カプチーノさん こんばんは

本当にそうですね。
いつもお役所が見切り発車させてしまって現場がドタバタする
しかもそれが教育の現場だから子どもたちが気の毒なことに
なってしまう。
中途半端な英語でも習わないよりマシ~ってぐらいのスタンス
なのでは?

私が高校の時に習った先生(担任だった)は定年間近の方で
チョコレートを「チャカレット」とこうしてカタカナで書けて
しまうような発音でした。
ありがたく?授業を受けていた私たち。
でも、今でも同窓会なんかで、あのチャカレット先生は今どう
されてるのかな?なんて名前よりもあだ名で呼んでみんな誰だか
分かるんです。
そんな時代から考えると今は少しはマシになったかなぁ・・・
でもスキルとしてとらえていけるような授業ではないし、
子どもたちに外国語を紹介するぐらいの感じでしょうか。
カプチーノさん言われるように先生がお手上げですよね。
パソコンが導入された時も先生方は大変そうでした。
小学校の先生はほとんど全ての教科を網羅しないといけないから
ご苦労だと思います。

そうそう、バイオリンのお友だちのパパがアメリカ人で、
日本へ留学して気に入ってそのまま日本人と結婚して日本に住みついた方です。
そのパパは地域の公立中学の英会話の先生をされています。
見た目も外人。でも実は日本語も堪能。
そういう方に教わるのがベストだと思いますが、なかなかそういう要員が確保できないかもしれませんね。

 
2010年07月14日 21:22 【先輩ママ・パパ】 カプチーノ

ぼのさん こんばんは。
カタカナ発音の御経験談、有り難うございます!
私の中学時代も同じようにカタカナ英語の先生がいらっしゃいました。
今は英語教員も話せる方が増えているとは思いますが、どうなんでしょうね。
私立だと必ず外国人講師がいらっしゃり恵まれていますよね。
バイオリンのお友達のお父様、素晴らしい!
そういう方がいたら本当に最高ですよね、殆どいらっしゃらないですが〜。

ホント、文科省って思いつきでやってるのか??と思う程、現場を知らずに決定しちゃってます。
私は地域人材として関与しているのですが、自治体は予算削減、とばっちりを受けています。
殆どボランティア精神で繋いでおります・・・
子ども達の笑顔を見ると、どうも止めらず深みにハマッてしまうのがこの仕事。
こんな市民の善意に頼っていていいのか?文科省〜!!って叫ぶ私です。

 
2010年07月14日 22:29 【先輩ママ・パパ】 ぼの

善意のお人=カプチーノさん☆
ですよね!?
お手伝いされているのですか?
カプチーノさんのような、子どもさんを育てた経験のあるママ
こそ、今の子どもたちに何が必要かをよく理解されておられるので出番いっぱいでお願いしたいところです。
でも、だからと言って、それに乗っかって、丸投げして見て見ぬ振りのお役所はずるすぎますよね。
官民をうまくつなげていくにはそれなりにお金も必要です。
でもご時世でムリならばリタイアされた経験者の方にボランティアをお願いするとか、現場にもっと足を運んでせめて仕組みだけ
でも構築するとか出来ることはいっぱいあると思います。

 
2010年07月14日 23:08 【先輩ママ・パパ】 カプチーノ

有り難うございます〜嬉しいコメントです(涙)。
微々たる報酬にも負けず、担任に代わり授業案を作り授業をリードしています。
お手伝いとしての人材のはずですが、実際今の担任には無理です。
つまり授業をしているのが私達、地域人材なんです。ウチの自治体では。
頑張って小学校英語指導者資格を取りましたが、苦労の割に見合う報酬では無いんです。
来年度から担任が授業出来るようにと導く使命もあるらしく…複雑な立ち位置です。
仲間の指導者達は殆どが海外赴任妻や帰国子女、子育て経験があり食うに困らない主婦が大半です。
そういう人材が多く住む地の様で、自治体は上手い所に目を付けているな、という印象です。
でもね…やっぱり英語が好き、子供達の笑顔が見たい一心でやってるんですよ〜
やり甲斐のある仕事であるには違いないので。。。愚痴で済みませーん!!

文科省さんも読んでくれるといいのになぁ〜。

 
2010年07月22日 23:58 【先輩ママ・パパ】 みかん

予算不足、人材不足の状況での見切り発車の状態に子どもを預けるのは不安になりますね。

お役所は、地域住民のボランティア精神に甘えすぎているのでは?
と思うような事業が、私の住んでいる地域にも多くあります。
善意で力を注いで下さる方も期間が長くなると様々な問題が出てきて続けることが困難になりがち。

一人一人の子どもにとっては、一度きりの学校、学年なのですから、もっとしっかりとした指導方針を決定してから始めてもらいたいです。

カプチーノさん、自治体と子ども達、先生方の間にたって、苦労が多いかと思いますが、頑張ってください。

 
2010年07月23日 19:39 【先輩ママ・パパ】 カプチーノ

みかんさん こんばんは。
ご声援、ありがとうございます〜♪ 嬉しいです…。

必修化したのに英語がお得意ではない担任に任せるという文科省の姿勢、本当に困ったモンです。
教員は大学時代に英語の指導法は学んでいないので、研修をするしかないのですが、
どう考えても無理があります。
教員研修にもご一緒する機会があるのですが、本当にお気の毒にさえ思います。
お忙しい担任が短時間にマスター出来るとは思えません。
一緒に教室に居て、堂々と文法の違う英語を違った発音でなさる担任の先生方・・・
これは担任のせいではないと思っています、無理なんです、きっと。
文科省は担任に任せず、キチンと英語活動の人材に充てる予算を組んで欲しいです〜
来年度から全国の高学年小学生に必修化するのですから!!
このまま自治体のお財布任せでは、とてもまともな教育は出来ませーん。
自治体の貧富の差や教育への熱意の差が、各地の児童の力の差に繋がるなんてヘン!

各方面からの批判が出れば、いつか予算が付くのかしら?なんてモヤモヤ考えながらやっています。
でも児童の笑顔は最高の御褒美です。
そして担任からの感謝のお言葉を戴き、それを原動力にしています。

そうは言いつつ、やっぱり頑張ります! 英語と笑顔が好きだから☆

 
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