この前学校に行ったときにクラスのお母さん方から聞いた話し。
「結構、問題起きてるよね・・・」
「???」
携帯電話事件のことは次女から聞いていた。
授業中に音楽が鳴ったらしい。
もちろん、取り上げ。親は呼び出し。
まぁ、これは納得。
決められていることなのだから仕方がない。
「カンニング事件のこと聞いてない?」
「???」
次女はしゃべらない方かもしれない。
学校であったこともそれほど話さない。
長女はさらに無口なので、次女がおしゃべりかも?と母は勘違いしていたが、実はしゃべらない方だということが他の親子の話しを聞くとよく分かる。
中間考査が終わってかなり成績が悪かった子が、次の早朝テスト
でカンニングをしたらしい。
しかも、席は一番前。本を抜き出してきた紙を出して書いたらしい。見つからないわけがない。
で、結局その子は一週間の生活指導に入ったらしい。
9時登校、3時帰宅、これは他の生徒と時間帯をずらしている。
クラスの生徒との交流を一切禁止。教室に立ち寄ってもいけない。
そこまでするの?と正直思ってしまった。
まだ入学してそこそこの右も左も分からない子にそこまで厳しい
処分をして、なるほど、本人も深く反省するだろうし、周りの子たちに言い方は悪いが見せしめにもなる。
でも、その子は打ちのめされて立ち直れないんじゃないかなと
思った。
あるお母さんは「脆弱」という言葉を使って、今の子どもたちを
表現した。
結局、カンニングすることは自分が良い子になりたい、中間テストで悪い成績で親に叱られ、がんばらなきゃと思って、でも自信がない、それでもいい成績をとりたい→そうだカンニングだ!と単純に思ったのではないか。
なるようになれって思うほうがよっぽどいいんじゃないかって。
自分はお勉強も嫌い→なので努力もしない→だから成績もそれなりさっ!みたいに。
最初にこんなことでつまずいてしまってクラスメイトの元に戻りにくくなったらどうするんだろう?
そこまで学校側は考えているのかしら?
などなど色々思ったが・・・
「今日から来てるよ。
なんか、面白かったってさ!
先生が色んなお話しをしてくれはって、楽しかったって。」
そんなに心配しなくても良かったのかな?
入ったそうそうドキドキさせられる事件ではあった。
カテゴリ名: 中学受験2回終了ママ