ずっと以前にこちらでもMOONさんが書かれていたと記憶しているが、学校選びで偏差値は難易度の目安にはなるけど、何年か周期で上がり下がりがあると。
次女の学校は創立130年以上の伝統校で、女子校ではずっとトップを走り続けていたが、追随する女子校にどんどん順位を譲り現在は偏差値的にはかなり入りやすい学校になってしまった。
同じく、同系列で次女が第一志望に選んだ学校もまったく同じ道を辿っていた。
しかし、ほんの少しだけそちらの学校は大改革をした時期が早く、今年度初めての大学入試を迎えかなりの結果を得られたと聞く。そして、数年の遅れをとったがこちらの学校もやっと本格的に乗り出したようだ。
昨日のPTA総会で大半の時間を割かれたことは今期の大学入試の現状と結果。熱の入った進路説明だった。
正直、中学入学したばかりの保護者にとってあまりピンとこない内容だったはず。
でも大学受験生を持つ母としてはその内容はとても興味深かった。
ここ何年かはかなり厳しい状況が続いているということだった。
ただ、昨年度を改革元年として新たに色々な試みをスタートさせ意欲的に取り組んでいるという。
学校選びで多くの学校を見学した者にとってそれらは他の学校ではすでに取り入れられているものが多いと感じたが、その中で一つ、高校に進級する際に卒業論文の制作を義務付けたというのは特筆すべきかなと思った。
テーマ決めから仕上がりまでほぼ一年掛けて、教師が個別対応で生徒と向き合い練り上げていくというスタイルは大学の卒論とほぼ同じ。
入試代わりというものだが、この年齢でそれだけのものを書き上げることはきついがかなりの力がつくというのも十分納得できる。
期待できるかなと思った。
風紀に関しても少々ゆるんでいたのが、厳しくなったところでの次女たちの入学だったのでこちらもいいタイミングだったかも!と思っている。
バイブル教室や役員でなくてもPTA総会に来るようなママたちは
皆、学校のことが大好きとおっしゃる方が多かった。
私も学校をよく知って、いいところをいっぱい見つけて子どもと一緒に大好きになっていこうとちょっと覚悟した☆
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