英会話のジオスが破綻した。NOVAに続く語学学校の破綻で、業界全体の信用はたぶんがた落ちになったと思われる。
中学校で3年間、高校で3年間、その後大学に行った人はさらに2年くらいは英語を習っているはずなのだが日本人は英語が苦手な人が多い。
かくいう私も、新婚旅行で初めて行った海外のハワイで会話が通じなくて「バニラアイスクリーム」を頼んだはずが「バナナ味」が出てきたり、「レストルーム」の場所を聞いたはずが「レストラン」を教えられたりして発音の悪さを実感したクチである。
社会人になってから「これではだめだ」と思うことも多くて、せめて英語の電話が怖くないようになるといいな、と語学学校に通うことも考えた。しかし思ったよりも費用が高かったので断念した経緯がある。
前払いでドカンと大金をとられるようなところはもう怖くて行けなくなった。
英会話学校だけではない、自動車学校だとか予備校だとかエステティックサロンなどもそう。
月々月謝方式で少しずつ払って、途中解約ができるようなところがいいな、と思ってしまう。
大手でさえも信用出来ない、老舗でも危ない、こんな信用不安があっていいものだろうか。
仕事の面でも同じ。「この会社はちゃんとお金を払ってくれるだろうか。」というのは当たり前に考えることになった。疑心暗鬼というやつである。こんなこと思いながらお取引して信頼関係が築けるとも思えないが、同じことを相手も考えているのだろうな。
大手の英会話学校が次々破綻したら、日本人全体の英語力が下がったりしないのだろうか。
そこで習っていた人たちはこのまま英会話スクール自体をやめてしまうのだろうか。
英語が話せるようになりたいと思う気持ちがある人は多く、需要はあると思うのにこんなに経営下手なところばかりでは困ったものである。
外に留学なんて出来ないから駅前留学だったのに、留学斡旋会社は破綻する、英会話学校は破綻するでは、もう英語なんて話せなくってもいいや、ってなってしまいそう。
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