始業式前日、長女はひどく落ち込んでいた。
長女の高校はコースごとで成績順にクラス替えをする。
「あ~あ・・・、明日が一生来なかったらええのに・・・」
とテンションは地を這うがごとく・・・されど食欲はいつもどおり!?
「絶対に一人だけ(自分のこと)違うクラスになる自信あるわ!」
長女にとっては成績が悪いからクラスが落ちるとかそんなことは
おそらくさほどの問題ではなく、気の合う仲間と別れることが一番の関心事。
彼女たちとは中学1年生(厳密に言うとその前の受験塾から)からずっと同じクラスなのだ。
少人数の学校なので、中学で入った当初は色々あったようだが、
女の子同士って高校に入る頃からは落ち着いてくるらしい。
高校2年生からはさらに外部生も混じって外からの空気も入り?今までとはちょっと違うけれど、でも逆に新鮮で、いい関係を保っているようだ。
内部生皆、熱心な外部生に刺激を受け、さらに勉強頑張ったようで成績をこの一年でグンと伸ばしたみたい。
長女も彼女なりには頑張ったのだが、まだ?結果が出ていない。
なので、今回はもう絶体絶命~と覚悟していたようだ。
「まっ、心配したけど、何とか切り抜けたわ~♪」
始業式の日、長女から出た言葉。
何とか、先生(いつもこちらで書いている超熱心な独身の女の先生)が救ってくださったみたいだ。
元々、お転婆だったのに中学に入る前ごろからどんどん引っ込み思案になっていき、いつも友達関係大丈夫かな?クラス替え大丈夫かな?と声に出さないが気になって仕方なかった母。
そんなクラス替えも考えてみたら今回で最後になる。
もう、親があれこれ心配するのも必要なさそうだ。
誰かが言ってたっけ?
親が気にするから、子どもも気にするんやよ~♪って。
知らん振り、知らん振り!
あまり案じない方が人生すべてうまくいく!(っていい加減な母の処世術です)
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