カプチーノさんではないのだけれど、性教育と言っていいのか、もっと深刻な話になるのですが、皆さんはHPVと言うのをご存知でしょうか。
HPVについては検索サイトなどで正確なところをお調べいただきたいのですが、「ヒトパピローマウィルス」というもので、子宮頸がんの原因となるといわれているものです。
これは性体験により男性から女性に感染するものらしいのですが、ウィルスなので予防接種により感染予防出来るということなのです。(これについてもお調べ下さい。)
民主党のマニフェストにも、HPV予防接種の任意接種を促進する、みたいなのがあったような気がします。(間違っていたらごめんなさい。)
さて、子どもたちはどんどん大きくなりますし、国が無料で接種してくれるのを待っている場合ではございません。
考えたくはないですが、こんな時代ですから、キレイ事を言っていてもだめで、自分の娘が性体験を持つ前にぜひとも接種を済ませたいところ。
薬品も認可され、昨年12月あたりから保険は効きませんが日本でもレディースクリニック等で接種がはじまっています。
今はなんの補助もないので、費用は6ヶ月間に3回接種で4~5万円くらいかかるようですが、これを接種しておけば子宮頸がんになる確率をぐんと減らすことが出来る(最大70%の削減効果)ならば安いものではないでしょうか。「予防接種で予防出来るがん」は珍しいらしいです。
欧米では9歳から14歳くらいの性交未経験の女子を対象に接種されているようで、公費負担のところも多いようです。
16型、18型と呼ばれる型に有効ということで、親世代もそれに感染していなければ接種は有効ということです。
問題は費用負担と筋肉注射が痛そうなのと、3回も行かなくてはならないこと。本人の説得が大変です。
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