今日もおけいこの引継ぎがありママたちとお茶。
引継ぎはどこへやら・・・「食」談義に花が咲いた。
大学の先生をされているMさん。
と言っても見かけはすっごく気さくな大阪のおばちゃん♪
各地の「水」を研究されていて世界中を飛び回っておられる。
今日は後期試験の発表も、卒業式も終わってないけどと言いつつも合間を縫って来てくれた。
「日本人は日本食こそ、世界で一番美味しい料理やと内心自負してるけど、私は実は四川料理と違うかなと思うわ。四川料理は深いでぇ!味に奥行きがあるねん。」
彼女がしゃべり始めると止まらない。まさしくMワールド!
先生だから話が上手いし、経験に基づいて話されているから説得力も十分!聴いてる私たちはただただ、引き込まれていく。
私が
「水の美味しいところが、究極、料理の美味しいところやの?」
と尋ねると、
「それはまだ探求してないけどな。
まぁよく言われるのは水が美味しいところはお酒やなっ!」
かなりののんべえだ。
「まあ、フレンチもそれなりに美味しいとは思うよ。
でも結局のところ、発酵食品、例えば日本やったら、味噌やみりんに醤油、韓国のキムチにしてもそうやし、アジア圏の料理がこれほどまでに美味しいのはすべて発酵食品が絡んでると私はにらんでるねん。ナンプラーや豆板醤もそうやしね。」
あと、色々、私が初めて聞くような調味料の名前も挙げておられた。
「とにかく、食材はそのへんのスーパーのものでも全然かまわへんねんで!どう調理するか、つまり調味料の使い方ってことや!湯浅の白醤油でタマゴ焼作ってみぃ?そのまんまで出し巻きになるで。鹿児島のムギ味噌もオススメやで!」と。
だから調味料にはこだわり、各地からお取り寄せされてるという。
世界各地、それもあまり観光地化されていない原住民の住まわれているところにも行かれて、地元の食べ物を試されてる方の言われること。説得力は十分ある。
「そうそう、私、現地でよう食中毒に会うねん。(うわっ!結構怖いもんなしっ)それはたいてい水あたりなんやけど。まぁ水あたりってそんなに怖いもんではないねんけど、気をつけることはナマを食べへんこと。これ、当たり前やけどな。それからお皿とかについてる水分は必ずふき取ること。
大皿で盛られてきて、取り皿の小皿があるやろ?あの小皿ってちゃんと乾いてないときあるやんか?あれ、絶対に注意せんとあかんで!私は旅に出る時、必ず生協の芯ナシのトイレットペーパー一つ(ティッシュは意外にすぐなくなるし、これだとしっかり巻かれているので長持ちするし、何よりコンパクトだそう)持っていくねん。それで、必ずお皿やお箸の水分ふき取るねん。だいぶ違うで!これ大事やで!」
ははっ!また、ひとつ賢くなりました。
それにしても「ナマ」があかんのはどこでもかぁ~
この前の豚ナマがちらちら・・・
聞いていたもう一人のママが先週ご主人が牡蠣でノロウイルスに罹ったと話し始めた。
「春先の牡蠣は絶対あかんねぇ~たとえ、ナマじゃなくても!怖いよ」
うっ・・・私、明日同窓会で牡蠣料理を食べに行く予定なんやけど。。。すっごく楽しみにしてるんやけど・・・?
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