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ニックネーム:  【塾・個別指導・家庭教師】 中学受験専門 鉄能会

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中学受験専門 鉄能会さんの日記

2010年02月16日18:10

今年の合格エピソード:国語:スピードに悩む生徒。記述力で合格しました。
 

■品川女子中学に合格(他塾とのダブル・スクール生)

小6の9月頃、個別の教室で、Rさんの解き方をじっくりと観察しました。ゆっくりと、一文字ずつ、丁寧に追う読み方。当然、時間はかかります。時間内に、解くことが終わらず、国語の成績は苦戦。志望校合格には、まだまだの状態でした。

通塾先の塾では、とにかくスピードを上げることを求められていたようです。ただし、いたずらにスピードを上げると、とたんに文章が頭に残らなくなり…。

苦しんだ時期に、鉄能会で体験授業を受けていただきました。

体験授業で気づいたことは、この生徒の丁寧で正確な手がかりの見つけ方。ただし、見つけた手がかりをどのように処理(記述)すればよいのか分からないようです。
言葉では「~だと思う」と口にするにもかかわらず、なかなか解答用紙には答えを表現できません。
 
9月の時点で、この生徒の志望校は、すべて記述重視校でした。
この生徒の丁寧さと正確さをいかして、高得点をとらせるためには、「いたずらにスピードを重視」するのではなく、「スピードを上げる部分の明確化」が必要と判断しました。

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基本的な記述の型を徹底的に理解させる。設問に取り組む際の、『思考→記述』部分のスピードをあげる。その結果として、制限時間内に解ける部分を多くする。

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この生徒は、読解スピードという点では、入試直前でも、不安がありました。
※ゆっくりと丁寧に読むということは、この生徒の良さでもありますが…。

ただし、この生徒は自信を持って、入試に臨むことができました。秋以降、書ける問題がどんどんと増えていったのです。

入試直前の過去問演習の時、初めて時間内に全ての問題を解き終わることができました。「追い立てて、早く解きなさい」と強いたのではなく、解き方が分かり、「処理スピードが上がった」のです。

合格直後の、この生徒の言葉が印象的でした。
「私は国語で合格した」とのこと。

生徒一人ひとりには、異なる状況があります。その状況を、正確に分析して、対応策を考える必要があります。
国語のスピードの場合も、どのように早くするべきなのか、一人ひとりを分析する決めていく必要があります。

鉄能会九品仏校 猪村



写真:
品川女子学院。
この生徒が合格した回の国語は、受験者平均点が42.6点と、難度が高かったようです。

 

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