学生時代からの友人のお母様と
ゆっくりお話しする機会がありました。
友人のお母様、理系女子の草分け的存在のお方で
素敵なエピソードをたくさんお持ちの方でした。
女子が大学入学する事自体がまだ珍しかった時代に
理系に進学するなんてとんでもないことだったの
さらっとお話されていましたが
きっといろいろとご苦労がおありだったと思います。
目指す大学に合格するため進学高校に転校。
転校先の高校は共学になったばかりで
友人のお母様はアイドル的存在になられ
ブロマイドが出回ったとか!
見事第一志望の大学に入学なさり
その学部ではわずか数人目の女子でマドンナ的存在。
けれども当時は理系女子ということで就職はずいぶん苦労なさったそうです。
研究者として育児と仕事の両立も相当厳しかったらしく
当時を振り返っていろいろと語ってくださいました。
友人が幼い時花火を見に行って
「花火が綺麗ね」でなくて
「ストロンチウムが綺麗な赤をだしてくれているね」
とお母様が語ったというエピソード、とても心に残りました。
そういう子育て。いいなあ。
私も理系女子になりたかったなあ。
化学と生物、大好きだったなあ。
年齢とともに気力も体力もテンションも下がり気味の私
かつて理系女子としてバリバリ活躍され
現在でもあらゆる事に好奇心を持たれ活動的に動いている
友人のお母様におおいに刺激を受けたのでした。
理系を目指す女子達、応援しています。
こす子さんの日記
2010年01月29日11:08
理系女子