最近の長女、明らかに変わった。
びっくり。
中学時代、お厳しい先生の仰ることなど、
しらんぷり~~~だったわがお嬢。
勉強面・授業態度、伺ってびっくりするほどひどかった。
中1の時の担任が
「いつか、中1の時の担任、本当にうるさくて嫌いだった、と思われようと、わたくしはしっかりご指導させていただきます。
責任を持ってお預かりしますのでご安心ください。」
と仰ったお顔が目に浮かぶ。
大学受験へのスイッチを自分の意思で押したようだ。
もちろん、まだまだな感じではあるが、
自分で塾の先生方に進路の相談をしているとのこと。
一日置きに塾へ、予備校へ行って
22時過ぎまで缶詰。
帰宅後遅くまで机に向かうようになった。
進歩。
机の上のメイク道具が棚の上にあげられている。
(学校の進路相談室は使っていない。現担任とは気軽によくしゃべっているようだからいいのかしら)
ところで、英語の個別塾では、最近毎度のように
「ほら、○○ちゃん、部活引退!引退!」と勧められるそうだ。
先生の勤務するとある私立共学進学校(非常勤講師・他に私立女子校でも教えていらっしゃる)では、
同級生たちはすでに引退。
進学に向けてとっくにスイッチ・オンだったそうだ。
ただ、先生は娘の性格を知っているから、無理にはお尻はたたかないようで、
娘は「やりとり」を楽しんでいるのもわかる。
英語も進路指導も、安心してこの先生におまかせ。
実は私の時も、学校にいらした非常勤講師の先生が
自宅で塾をなさる傍ら、学校でも放課後無料で講習を開設。
(私は別途古文も現国の先生に講習をお願いした。)
まさに痒いところに手の届く指導が受けられる。
案外、校外の、だが受験に精通している先生についているのが
実際役に立ったのも事実。
一方、予備校はデータがいのち。
今日は10時から18時まで、今とっている講座のほかに
2つ増やすべく、授業のお試しに出て行った。
予備校は現役の大学生もチューターとして常駐。
最新の情報が手に入るし、大学の様子も聞けるとのこと。
「この大学はこの入試科目があるけれど、実際、○○は出題されたことはないから、○○の講習を受講するといい」など、
これまた痒いところに手が届く。
中学受験と全然違うのは、親はいっさい関わらないということ。
長女が全部自分で考えて、自分で決める。
ただ、もちろんまず私に希望の打診があり、
昨夜海外にいる主人に受講の交渉をしていた。
そして、昨夜深夜。
娘が
「今夜1回しか話さないからね。
○○(自分のこと)は、宣言しちゃうとダメな子なの。
自分で管理してやるから、勉強方法や時間や、大学選びのことはこれからママは一切口を出さないでね。相談はするから」
と言いながら
夏過ぎに資料請求したまま、箱の中に放り込まれたままだった
いろんな大学のパンフレットをドン!と目の前に置いた。
彼女は中学の時からやりたい勉学は決まっている。
自宅から通える四大で共学。
そして、やりたいことの学べる大学。
やりたいことが出来ないなら、名前で大学は選びたくないこと。
でも、将来のことを考えると、どこでもいいわけではないこと。
運動部は中高でおわりにして、中学受験でやめてしまったダンスをやりたいこと。
20歳までには自立をしたいから、名前のある大学へ進み、
予備校や中学受験塾でチューターをやりたいこと。
などなど、語りながら
パンフレットをめくっての相談。
部活の公式試合は春まで続く。
私たち親は、最後の最後まで全力で頑張るようにはげまし、
予備校の追加講座に賛同した。
私はいくつかの大学の学部に対して、意見だけ言って
おしまい。
最後に長女が
「じゃあ、明日からはママは温かいご飯だけ作って待っててくれたらいいからね~。おやすみ~~」
と言って部屋に戻って行った。
正直、ここまで成長させてくださった、娘に関わってくださったいろんな方々のお陰と思ったのと同時に
ちょっとさみしいか...な.....。(苦笑
カテゴリ名: 女子校ライフ