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みこさんの日記

2009年12月25日22:59

夫婦ゲンカ



夫婦ゲンカをしました。

お正月に実家に帰るか、帰らないかで。

娘ユコは、12月30日~31日はお泊り合宿で、勉強です。
1月1日~2日がお休み。

本人は、
「お正月は自分のペースでゆっくり過ごしたい。
でも、勉強しなくちゃと思ったら、勉強したい」
と、以前から話していて、家にいることを望んでいるのを私は知っていました。

しかも、いとこ達に会うのを、いつもは誰よりも楽しみにしているユコ。

そのユコが帰らないと言うのですから、これは尊重してやろうと思っていたのです。



家族そろっての夕食のとき、夫が年末年始のお休みの日程について話し出しました。

内心覚悟を決めた私は、今年のお正月は、どっちの実家にも帰らない旨を伝えました。
すると案の定、
「そんな非常識なこと、おじいちゃん・おばあちゃんは、楽しみにしてるのに!」と、一気に怒りのエネルギーが、わが家の食卓に充満しました。

私も娘も、そう言われるだろうことは、予測がついていたのですが、さすがにムッとした表情で面と向かって言われると、波立ちます。

「12月20日から、毎日毎日塾に行って勉強してるから、1日2日はゆっくりしたいらしいよ」
と私が言っても、

「お正月やで」
と言って、表情は硬いまんま。

「私はユコの居心地いいほうに合わせてやりたいから、どっちにも帰らないから。
私の実家には、もう伝えてある。
毎日毎日朝から晩まで勉強して、そりゃあ、しんどいと思うよ。
塾のお休みの日には、自分のペースでゆっくりしたいの、私はわかるわ」

「そんなこと言ったって、正月やで!」とまた夫。
「お父さんの常識で考えないで、実際の生活を見てあげて」と私。

「ほんまにユコは帰る気ないんか?」と夫。
「だって、疲れるもん」とユコ。
「疲れるって、おまえの本当の家やで」
「・・・。」
「ふ~ん、じゃあ、勝手にしたら?」

そう言い捨てて、自分の部屋に行ってしまいました。



私は、やばい・・・と思ったのですが、意外にもケロッとした表情のユコ。
一緒に食事の後片付けをしながら、大丈夫?と聞いてみると

「もう50歳にもなって、自分の生まれた家に帰りたいんやなぁ、お父さん。
ママも帰りたい?」
と言うではありませんか?!

苦笑。
なんか、子どもの発想って、やっぱり、おもしろい。
怒られたと感じて、しょんぼりしてるだろうと心配していたのですが、なんとも意外な角度から親を見ていたようです。

その後も何事もなかったように、ユコはお父さんの部屋にトランプをしに入っていきました。
やるなぁ。

片や、私はと言えば、冷戦状態。

センター試験を目前に控えた子に、お正月実家に帰れとは言わないだろうし、それと同じくらいに、中学受験生も勉強してると私は思っているのです。

しかも、本人が帰りたくないと言うのなら、私はその子の思いを大事にしてやりたい。

このバトルも、結局3人の子どもの数と同じだけ、3回やってる気がします。
進歩のないのは、私達親のほう。

子どものほうが柔軟ですね。

まぁ、なんやかんや言っても、なんとかなるんでしょう。

子どもの気持ちも尊重しながら、おじいちゃん・おばあちゃんへの尊厳も忘れず、明るいお正月を味わえるようにしようと思います。

いやはや、反省。

カテゴリ名: 中学受験

 

コメント

2009年12月26日 00:04 【先輩ママ・パパ】 ぼの

みこさん こんばんは

映像が流れてきました。
みこさん一家の夕食時の・・・
たぶん、こんな表情かな?ユコちゃん。
みこさんはこういう口調で言ってるかな?とか。

パパらしいですね!
いいお父さんですね~

でも、ここのところでドキッ☆としましたよ。
「おまえの本当の家やで」というフレーズ。
じゃあ、ここは本当の家ではないの?って。
ご主人にとっては生まれたおうちが自分の本当の家なんでしょうか?
女はなんて自由なんでしょうか。
家にしばられてるようで、実は自分の身をスルッとその場その場で移動させてってるって感じしませんか?
ご主人に限らず、ほとんどの男性はきっとそういう発想なんだと
思います。

でもだから世の中うまくいくんでしょうけど・・・ね!

うちの次女も今回のお正月は覚悟を決めているようです。
そういうお正月があってもいいもんですよね。

 
2009年12月26日 00:45 【先輩ママ・パパ】 みかん

親族一同が集まるお正月っていいですよね。
主人の両親が亡くなり、中心となる人が欠けてしまい、主人側の親戚同士集まる機会が減ってしまったので、本当のそのようの思います。
よいご家族ですね。
毎年恒例のイベントを変えたくないご主人の気持ちもわかりますが、でも!と思われるみこさんのお気持ちもごもっともです。

ユコちゃん、やさしいですね。
大人!
あと少しですからね。
ご主人が柔軟な対応をしてくださるといいですね。

終了後にもまた親族で集まったりと埋め合わせはいっぱいできるのですから。

 
2009年12月26日 09:17 【先輩ママ・パパ】 ビアマグ

ぼのさんと同じ所でびっくりしました。

 女性って、結婚する時実家から両足抜けてきますが、男性は片足残したままなんですよね~。

 うちも毎年毎年夫の実家で年を越します。はっきり言って不公平です。うちの実家の親だってお正月を一緒に過ごしたいだろうと、親がここまで年をとると思うのです。

 なので、今回はまた夫の実家ですが、2011年のお正月は、ダメだと言ったら分割であっちとこっちにいくつもりです。ひそかな決意。
 来年センター試験直前のはずなので、もしかしたらそれすらもかなわないかもしれませんが、受験を口実にでもなんでも、普段だってめったに行かない自分の実家にお正月に行きたいぞ~!(大声)

 
2009年12月26日 09:38 【先輩ママ・パパ】 MOON

どちらも一緒なんですね。
実家の父もそうでした。

男の人って、どこまで実家が好きなんだろ。

女性は結婚したと同時に、いや、それ以前に
覚悟も出来てるんでしょうかしら。

 
2009年12月27日 13:12  

年を重ねても両親がいて育った家に帰りたいと思うのは幸せに過ごした時間が
そこにはあるからではないでしようか。
我が家の夫も絶対年に最低1回は帰省します。
子どもが生まれてからは家族で夏休みに行くのがあたりまえになっていて
車で630キロは遠いですが・・・。
今年の夏は長男の夏期講習があったので夫、次男、娘で帰省しました。

 
2009年12月27日 15:36 【先輩ママ・パパ】 カプチーノ

みこさん その後、ご主人様と如何でしょうか??

そんな風にご主人さまから大切に思われている御両親はお幸せですね♪
そしてユコちゃんも、将来きっとそんな風にご実家に帰りたいと思うのではないでしょうか?
今のユコちゃんの気持ちに添うようにしたいという、みこさんの気持ち…
私も母親なので一番近いのはみこさんの考えです。
ユコちゃんも母親になったら同じ様に思うのだと思います。

うちは夫の親の上に住んでいるので移動の必要もなく簡単なんです〜
近い分の苦労はありますが、遠方だと楽そうだけど実は色々と大変なんだな・・・
そう思って読んでおりました。
実家は1時間ほどで行けますが、かつて中学受験生の親でした。
うちは夫婦揃ってウン十年前の受験生。両方の親はこの状況を理解しているのは助かります。

「今年は無理して来ないでいいのよ。お正月は2月にやりましょう。」
実家の母の方から言ってきました。3年前の娘の時も同様でした・・・

ユコちゃん、しっかり者で可愛いですね!
ちょっと辛いけれど、もう少しだから最後まで頑張って支えてあげてください!!

 
2009年12月27日 23:52 【先輩ママ・パパ】 みこ

ぼのさま

そう、その家族の単位のズレが、いつも私達夫婦の間に溝を作ります。

でも、今回いづくも同じかと、ちょっと気が済みました。
ありがとうございます。

 
2009年12月27日 23:55 【先輩ママ・パパ】 みこ

みかんさま

後で埋め合わせできる、これ、頂きます。
行く学校を決めて報告に行って、それでわかってもらえるように伝えます。
ありがとうございます。

 
2009年12月27日 23:57 【先輩ママ・パパ】 みこ

ビアマグさま

お宅もですか(笑)。
両足・片足説、笑わせてもらいました!
皆さん、大声で叫びましょう!(笑)

 
2009年12月27日 23:58 【先輩ママ・パパ】 みこ

MOONさま

お宅もですか(笑)!
こうなると、もう笑ってやるしかないですね(笑)!

 
2009年12月28日 00:00 【先輩ママ・パパ】 みこ

のんき子さま

630㌔は、確かに遠いですぅ。
子ども達が成長すれば、当然動きにも変化は起こるのですからね、柔軟に対応してほしいと、やっぱり思うのです。

 
2009年12月28日 00:05 【先輩ママ・パパ】 みこ

カプチーノさま

ご心配を、ありがとうございます。
これが意外にも、娘はクスッと笑って、おしまいでした。
父の思いを知った後、もう一度私は娘の気持ちを確かめたのですが、やはり気持ちは変わらないようで、帰らないと言いました。
「自分が決める」と。

今度は私のほうが少し迷いましたが、それでもやはり娘の生活を守ろうと考えました。
お布団が変わって、熟睡できなかったり、風邪をひいては、それこそ、たいへんですから。
心に葛藤はありますが。

 
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