中学受験は、ある意味、特殊です。
「子どもと親の受験」、という様相を呈するからです。
だからこそ、親にも、何らかの学び・気づき・成長・支えが必要になってきます。
それに気づかないままでは、孤軍奮闘し、行き先を見失い、途方に暮れたり、子どもに当たったり、自分の望まぬ方向に、落とし穴にはまってしまうことになりかねません。
専業主婦のお母さんなら、とかく狭い世界に暮らしがちです。
中学受験を、虫の目で捉えてしまいかねません。
長男の受験の時の私がそうでした。
仕事を持ちながら、中学受験生をサポートするのは、あまりにも過酷です。
子どもも過酷です。
今の私がそれに近いかもしれません。
違う世界を覗いてみたり、他者の意見を聞いてみたり、まぁ、いいっかぁと笑い飛ばしたり、子どもの自立を促せると喜んだりしつつ、それより何より、お母さん自身をサポートする場がやっぱり必要だと、私は思うのです。
このワイワイcafeが、その役割を担ってくれたように思います。
受験のことを考え出すと、胸が圧迫されて、息苦しくなります。
先週から、受験料振込み、写真撮影、願書提出と、事務手続きが続くと、もうダメです。
だから、頭で考えないようにしています。
2月までお仕事がお休みの私にとっては、今あるのは家事のみ。
そう、ほぼ専業主婦です。
そこで、ごはん作りに徹することにいたしました。
娘の喜ぶ、消化の良い、美味しいお料理を作る、これです。
子どもの味方でいたい。
黙って、サポートしようと思います。
悩みがあるなら、塾かお父さんに吐き出します。
間違っても、子どもに当たらないように。
容赦なく時間は過ぎていきますが、時間が経過しないのは、また逆にあまりにも厳しい。
12月、冬休み、年末、お正月、始業式、そして受験。
子どもの本気の顔を見逃さないように。
今はすべてを信じて、目の前のことをこなします。
3度目の中学受験経験@母ですが、何度経験しても、なかなか思うようには、自分をコントロールできません。
傷つけまいと無口になる。
夕飯を作ることを忘れる。
私の場合、このような性癖が現れます(笑)。
子どものほうが、こんな母をお見通しだったりします。
家族みんなで支え合って、乗り越えるのも、いいものだと甘えることにしました。
関西圏は、本番まで、あと30日なのです。
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