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みこさんの日記

2009年12月10日01:47

今の私の心を占めているもの

皆さまに励ましのコメントをいただき、ありがたく感じながら、恐縮もしております。

私はできることしか、していません。

親達のことが心配で悩んでいるわけでもなく、介護がたいへんで身体が疲れているのでもないんです。

最も、私の心を占めているのは、価値観や信念の違いを超えても繋がり合えること、違って当たり前の自他を、共に許し認め、あるがまま見ることについてなのです。

これは、きっと、そのまま子育てにも当てはまることだと感じています。

ですから今は、わが子達に、ずっと私の感じることを伝え、聞いてもらっています。
そして、意見をもらっています。

しっかり自分の考えを伝えてくれます。
一緒に考えています。

介護について。
犠牲について。
自分のやりたいことについて。
優先順位について。
人生全般について。
思いやりについて。

もう本当にキリがありません。
でも、子ども達は付き合ってくれています。
いい勉強をさせていただいているなぁと思います。

老いるとは。
家族とは。

カテゴリ名: わたし 子ども

 

コメント

2009年12月10日 22:15 【先輩ママ・パパ】 ぼの

みこさん こんばんは

みこさんとは、始まりは子どもの母親同士というお付き合い。
自分を飾らず、隠さずお付き合いできる方では?と。
なかなか大人になってからの人付き合いはとおりいっぺんの
話しだけでお相手自身をつかむことができないことがあり
それはそれでいいのだけれどちょっと寂しいなと感じたり
します。
みこさんの内面にふれてとても近くに感じました。

お子さんたちが話しを聞いてくださるとのこと。
嬉しいですね!
きっとみんなみこさんの一番のミカタで理解者ですね。

昨日、「妹たち」と書いておられましたが、
私の場合はご存知のように「妹」です。
もしかしたら同じような立場かも?
と思ってしまいました。
すごく分かります。
しかし、同じ親から産まれて同じところで育っても
(まあ、自分の子どもを見ていても分かりますが)考え方って違うもんなんですよね。
みんな違って、みんないい・・・ってあいだみつをさんの言葉
でしたっけ?
いつか、きっと妹さんたちもわかってくださいますよ。
というか、わかっておられるんだと思います。

 
2009年12月10日 23:43 【先輩ママ・パパ】 MOON

私には妹がふたりいるんですよ。
両親はお陰さまで健康で、今のところ何の心配もありません。

それでも、姉妹というのはやっかいです。
娘ひとりひとり、親に対する感情の度合いが違い、
それは、両親は平等に育ててくれていたのにも関わらず、
姉妹はいつもどこかで、何かを比べ合っているのです。

今年の初め、末の妹と電話で大ケンカになりました。
両親のお祝いの旅行の日程についてでした。

結婚して、それぞれの家族を持って、それぞれの事情がある。
それぞれの都合が出てくる。
妹のところは子どもが小さいので問題ないのですが、
家は子どもたちの部活や学校の都合で、親の私でさえ子どものスケジュールが自由にならない。
そんな状況、妹には想像もつかない。
要は日程がなかなか組めなかったんです。

たったそれだけのことなのですが、「どこかで気持ちを秤にかけている」私たちは、些細なことであっという間にぎくしゃくしました。

結局、あとくされなく事は解決して結局は楽しい旅行になったんですけど、
あの時、ふと、両親の老後、何かあったら、これは大変だぞと
予感させるものがあったのは否めません。

 
2009年12月10日 23:54 【先輩ママ・パパ】 みこ

ぼのさま

あの文章で、私の言いたいことを察知してくださったのでしょうか。

責めたり、批難したりはしたくないのです。
ただ、ただ違うのです。

それは人の顔や指紋が一人一人違うのと同じで、まったく同じ人など、この世には一人もいなくて、それは同じ親から生まれようと、同じ家で暮らそうと、そんなこととはまったく関係なく、それぞれが存在するのだと思います。

どんなに想像力をたくましくしたって、同じ経験を、同じ感覚で味わうことなど不可能。
たとえ2人の男女が愛し合う、その恋愛の最中でさえも、この経験は違うものだと思います。

だからこそ、共感し合えた時、共に味わえたと感じる時には、至福の歓びがあるのだと思います。

親子・兄弟・恋人・親友・師弟・・・。
だからこそ、大事にしたいのだと、私は思うのです。

自分の内側に湧き起こってきた、そのものを正直に受け止める、そここそが自分だと思うからです。

 
2009年12月17日 12:07 【先輩ママ・パパ】 こす子

今月初め兄が初めて我が家に一泊しました。
その晩
私は今迄ずっとずっと聞きたかったけれども聞けなかった事を
思い切って聞いてみました。

みこさんのおっしゃる
>「犠牲について。
>自分のやりたいことについて。
>優先順位について。
>人生全般について。

兄は自分のやりたいことを我慢してしまったのではないか
私はぼんやりとそんな風に思って
もやもやしながら今まできたような気がしていました。

けれど私の質問に対して
兄はあっさりすっばりと否定してくれました。
ちょっと気が抜けてしまうくらい。
そしてその時
私は兄を少し理解できたような気がしました。

 
2009年12月17日 23:21 【先輩ママ・パパ】 みこ

MOONさま

>家は子どもたちの部活や学校の都合で、親の私でさえ子
>どものスケジュールが自由にならない。
>そんな状況、妹には想像もつかない。

そうなんですよね。
この今の具体的な状況の場合は、こうなんだけど、また場所や時間が変われば、その時の状況で同じ現象が現れるのは、目に見えているんですよね。

このズレへの想像力・配慮・思いやり、こういったものが、なぜか血のつながりのために疎かになってしまう、不思議。

どこも同じなのでしょうか?

うまい距離を保ちたいです、私は。

 
2009年12月17日 23:25 【先輩ママ・パパ】 みこ

こす子さま

あっさりすっぱり否定されるお兄様、凄いですね。

もう既に乗り越えた後だったのでしょうか。
女性と男性の違いなのでしょうか。

お答えを聞いて、少しお兄様を理解したように思われたという、こす子様も素敵です。

双方に、大人の美学を、私は感じます。

 
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