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MOONさんの日記

2009年11月15日15:53

繋がり

何度も書かせていただいているが、
MOONは中高一貫校の女子校に居た。

約200人の女の子。
中1の時には、この友達とくっついて、離れて、の繰り返し。
お弁当の時間も、このグループで食べたり、あっちへ行ってみたり。たくさんのけんかもしたし、その回数分の仲直りのドラマもあった。

私の学校は高校1年まではクラス替えがあり、高2、高3は
進路の兼ね合いで持ち上がり。

長い6年間で、

「部活の友達」。
「遊びの友達」。
「勉強の友達」。
そして「お弁当の友達」。

何だか上手に住み分けをしていた私。

その中で、「お弁当仲間」というのは、ひょんなきっかけで、中2で仲良くなった5人組。

皆さんは、それぞれの持ち味が楽しいだけではなく、心穏やか、且つ、とてもお勉強の出来る方たちで、
定期テスト前には、誰かのお宅にお邪魔して
お泊まりで一緒に勉強会を開催したものだが、
あまりにもみんなが出来るので、私はただただ
焦って帰宅する、って感じだったけど。TT

ま、これがいい刺激になって、「やる時はやるぞ!」という
気持ちになれた。ということにしておこう。^^;

中3になって、それぞれクラスはバラバラになったが、
修学旅行や修養会などは
それぞれのクラスで、それぞれの仲間がいるのにもかかわらず、
なぜか必ず一緒にグループを作り、学園祭ではお店を出したり、お弁当も結局5年間、いっしょに食べ続けた。

私にとっては、遊び仲間とか部活仲間も必要な存在で決して離れはしなかったけど。

前置きが長くなったが、先日その中の一人から
電話があった。

彼女にはやはり一貫校に通う中学生のお子さんがいらして、
ご長女のことで。下に我が家と同じように女の子がいる。

反抗期に入り、かつ、行動範囲の広くなった長女さんの携帯電話の使い方について、ケンカがたえないという。
我が家はどうしたか、という相談だった。

そこでひとしきり、女の子談義。^-^

愚痴りあったり、なぐさめあったり、自分たちはあぁだった、こぅだった、と振り返りながら、
一気にあのころの自分たちに戻っていた。


母校はバリバリの進学校ではなかった。
でも学校の面倒見がすごく良くて、私たちは
各教科の先生方に、無料で古文や漢文、英語などを放課後見ていただけた。

やらなくてはいけない時期が来たら、
みんなスイッチを切り替えていったように思う。

このお弁当仲間はそれなりの大学に進み、
一人を除いて(彼女は女社長さんだ!)、それなりにOLを経て、みんな主婦になり、昔と変わらず穏やかなママたちとなっている。

ビアマグさんの日記で拝読したが、
まさに彼女たちは、人を不愉快にさせない。
人の噂話をしない。

仲間の嬉しかったことをともに喜び、困っていることは一緒に真剣に考えてくれた。

こういう環境がわかる故、私は学校は偏差値だけではない、と
言えるのです。

女子校とか共学とか附属とか関係ない。

仲間ともに「わが子の心が育つ」と親が思える学校。

特に女の子にはとても大切な要素だと私は思う。

カテゴリ名: 女子校ライフ

 

コメント

2009年11月15日 22:36 【先輩ママ・パパ】 ビアマグ

学校の一番の財産は「お友達」だと思います。
 同じ釜のご飯、ではないですが、一つ屋根の下、一緒に勉強したり、体育をしたり、笑ったり泣いたり、そんな平凡な毎日の積み重ねが、実はものすごく貴重な時間であるということに、その時は気付かなかったとしても、あとから必ずわかる時が来ると思います。

 MOONさんのお友達、もう学校で一緒に学んだというだけで「仲間」であり、「家族」なんだと思います。
 これはテレビのコマーシャルではないが、「プライスレス」!

 
2009年11月16日 18:14 【先輩ママ・パパ】 MOON

ビアマグさん

6年間も一緒だと、たまにどこでだれとクラスが一緒だったのか
わからなくなっていて、

この前も部活の仲間で集合したときに、ずっとどういうわけか、卒業時に同じクラスだと思っていたのに、話していたら違うクラスだったっけ、なんて展開になったりして、
結構面白いです。

それにしても、都合の悪いことはすっかり忘れ去っていたようで、
品行方正だと自分では記憶をすり替えていた私は、
部活も合宿もサボっていた時期があったらしく、
今更ながらに怒られました(苦笑

先生方に関しても同じで、
この間学年で集合したとき、各クラスの担任のひざもとに
寄り添って、それぞれ数人で話を聞いていたときに、

私ったら、他のクラスの先生のひざもとに他のクラスの友人と居て、
それでも違和感なかったりするのも、母校ならではだと
思いました。

 
2009年11月16日 21:15 【先輩ママ・パパ】 ぼの

MOONさん こんばんは

私もこのワイワイにおじゃまするようになって、かなり考え変わりました。
また、いずれ日記に書くつもりですが、私自身の苦い受験
経験がもしかしたら娘達を中学受験に追い立てた(ちょっと
言い方悪いですね)きっかけだったのではと今となっては
思います。
なので、なんだかんだいいながら、本音は少しでもレベルの高い、いわゆる偏差値の高い学校へ行かせなきゃと思いこんでいました。
最初の中学受験、長女の時は間違いなくそう思ってました。
しかし、結果的に残念な結果で、急遽慌てて選んだ学校に行く
ことになり、心の整理がつかないまま進学させたような気がします。
でもそう思っている母の心はどんなに隠しても娘に見えてしま
って、今思うと不安定な気持ちにいっぱいさせてしまったのでは
ないかと反省ばかりです。
もちろん、今は母がどう思おうと本人自身が私が通うべき学校だったよ!と、私にとっては居心地のいい空間だと言ってます。
それを聞いて「あ~ほんと良かった!」と。

今回の次女の受験でまずは失敗しないことと思ってスタートした
にも関わらず、また長女と同じことを繰り返しそうになっていたなと思います。
でも今回は時間をかけて多くの学校を見学し、皆さんの経験談を伺って…それから、当たり前のことなんですが、やっぱり人って中身なんだと思うとき、その人を作る土台となるこの中高の6年間がどれだけ大切かってことがよく分かったんです。
家での子どもは見えてるけど、学校という場でも6年間「暮らす」わけだし、その6年間をどう過ごさせてあげるかって考えたら偏差値だけで測れるわけないなぁって。

遅ればせながら目を覚ました感があります。

 
2009年11月16日 21:57 【先輩ママ・パパ】 MOON

ぼのさん

今は昔と状況はちょっと違ってきていると感じているのですが、
よく母が
「この学校に入れたい!という同じ思い、考え、同じ価値観のご両親の元で育ったお子さんたちと、大事な6年間を過ごさせたかった」
と言っていました。

現代は若干志望校に対する指針がブレているのを
つよく感じます。

学校はどこでもいいわけではありません。
そういう意味では、偏差値はやはり大事です。

それなりに努力し、入学試験に向けて頑張らないと入学出来ない学校である必要があるからです。

入学後、しっかり勉強する環境、周りの雰囲気に繋がるので。

トータルバランスの問題でしょうか。

 
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