何度も書かせていただいているが、
MOONは中高一貫校の女子校に居た。
約200人の女の子。
中1の時には、この友達とくっついて、離れて、の繰り返し。
お弁当の時間も、このグループで食べたり、あっちへ行ってみたり。たくさんのけんかもしたし、その回数分の仲直りのドラマもあった。
私の学校は高校1年まではクラス替えがあり、高2、高3は
進路の兼ね合いで持ち上がり。
長い6年間で、
「部活の友達」。
「遊びの友達」。
「勉強の友達」。
そして「お弁当の友達」。
何だか上手に住み分けをしていた私。
その中で、「お弁当仲間」というのは、ひょんなきっかけで、中2で仲良くなった5人組。
皆さんは、それぞれの持ち味が楽しいだけではなく、心穏やか、且つ、とてもお勉強の出来る方たちで、
定期テスト前には、誰かのお宅にお邪魔して
お泊まりで一緒に勉強会を開催したものだが、
あまりにもみんなが出来るので、私はただただ
焦って帰宅する、って感じだったけど。TT
ま、これがいい刺激になって、「やる時はやるぞ!」という
気持ちになれた。ということにしておこう。^^;
中3になって、それぞれクラスはバラバラになったが、
修学旅行や修養会などは
それぞれのクラスで、それぞれの仲間がいるのにもかかわらず、
なぜか必ず一緒にグループを作り、学園祭ではお店を出したり、お弁当も結局5年間、いっしょに食べ続けた。
私にとっては、遊び仲間とか部活仲間も必要な存在で決して離れはしなかったけど。
前置きが長くなったが、先日その中の一人から
電話があった。
彼女にはやはり一貫校に通う中学生のお子さんがいらして、
ご長女のことで。下に我が家と同じように女の子がいる。
反抗期に入り、かつ、行動範囲の広くなった長女さんの携帯電話の使い方について、ケンカがたえないという。
我が家はどうしたか、という相談だった。
そこでひとしきり、女の子談義。^-^
愚痴りあったり、なぐさめあったり、自分たちはあぁだった、こぅだった、と振り返りながら、
一気にあのころの自分たちに戻っていた。
母校はバリバリの進学校ではなかった。
でも学校の面倒見がすごく良くて、私たちは
各教科の先生方に、無料で古文や漢文、英語などを放課後見ていただけた。
やらなくてはいけない時期が来たら、
みんなスイッチを切り替えていったように思う。
このお弁当仲間はそれなりの大学に進み、
一人を除いて(彼女は女社長さんだ!)、それなりにOLを経て、みんな主婦になり、昔と変わらず穏やかなママたちとなっている。
ビアマグさんの日記で拝読したが、
まさに彼女たちは、人を不愉快にさせない。
人の噂話をしない。
仲間の嬉しかったことをともに喜び、困っていることは一緒に真剣に考えてくれた。
こういう環境がわかる故、私は学校は偏差値だけではない、と
言えるのです。
女子校とか共学とか附属とか関係ない。
仲間ともに「わが子の心が育つ」と親が思える学校。
特に女の子にはとても大切な要素だと私は思う。
カテゴリ名: 女子校ライフ