亡くなった母方の祖母は、母たち兄弟の学校でPTA会長などを引き受け、ほとんど家に居なかったと聞く。
女学校で先生をしていた祖母は外に出ている方が性に合っていたようだし、昔のこと。
人前で話すことにも、当時は他の方よりは、少しだけ慣れていたというのもあるのだろう。
うちのことは全部お手伝いさんに任せて居ないか、在宅時は
いつもお客様が、という状況を
私の母はきっといやだったのでしょう。
私は鍵を開けて家に入ったことが一度もなかった。
母は専業主婦で、習い事もしていたが、
絶対子どもたちが家に帰る時間にはうちに居た。
そして、私たち姉妹の学校行事にも、参観には顔を出すが、
学校ママたちとのお付き合いは全然していなかった。
学生時代の友人や習い事のお仲間とはお付き合いは欠かさなかったから、敢えて、そうしていたのだと今ならわかる。
でも、私は、学校行事などで、友達のママたちが仲良くしている姿を見たり、友人が友達ママに親しげに話しかけられたりするのを見るのは、うらやましかった。
ま、そんなことは、些細なことで、特にずっと気にしていたわけではないが。
私は、祖母に似たのかな。
幼稚園からずっと何かしら学校に関わっている。
確かにおうちのことが後回しになることも多い。
外食が多かったり、お掃除もままならなかったり。
夜打ち合わせの電話が続き、気付いたら夜中、なんてこともあった。
でも、いいこともたくさんある。
子どもの学校での様子や先生との関わり、
いろんなことが見えてくる。
こんなことは言ってもいいのかわからないけど、
先生とたくさんお話できる機会があるのは、結構いいことだ。
ママ友が多いのも、他のママが学校に行ったときに色々見ていてくださったり、
ちょっとした情報をいただけたり。
先輩ママからは予備校情報も。
そうだ!見てないお手紙の存在もわかるし(怒)(苦笑)
長女の学校では部活ママとは、親し過ぎて軽く親戚のような感じだ。子どもたちはみんな「呼び捨て」
次女の学校では役員を続けているので、私自身も学校を楽しませてもらっている。
でも、気をつけていること。
娘たちの学校が違うので、それぞれの学校を褒めすぎず、決して学校や先生の悪口は言わないこと。
軽はずみな情報は話さないこと。
学校との関わりはなるべく平等にすること。
娘たちにも同様だが、長女の学校の話をしたら、次女の学校も。
お友達、授業方法、テスト結果、部活の活動の仕方などなど、
言い出したらきりがないが、
絶対比べた発言はしないこと。
学校が違うと、気楽でもあるが、気も遣う。
カテゴリ名: 女子校ライフ