長女が夕方近所のモールから電話してきた。
「ママ、グラコ○食べる?」
もうお夕飯の支度は終わっていて、次女は塾なので食べ始めていたが、
「もうラスト」となると食べておきたくなる。
頼んでしまった。
荷物になるので車で迎えに行くと、なんだかご機嫌。
ご機嫌ゆえ、バーガーはおごりのようだ。
聞くまでもなく、機関銃のようにしゃべる長女。
部活の同級生と派手にケンカしたという。
最後の授業のあと、部活の些細なことでのケンカ。
ふたりとも中1から何度となくぶつかり合ってきたが、今では遠慮のない、「同じ釜の飯」仲間ゆえ、傍目には激しい分あとくされもない。
だが、こういう場面を見慣れないクラスメートたちは、びっくりして(怖くて?)振りむけない子、大丈夫かとおろおろする子、色々だったらしい。
(そんな同級生の存在さえ、冷静に見えていたってことか?)
でも見慣れている同じ部活の数人は、ある者は「まただよ」と苦笑し、
ある者は他の子に「心配ないからね」と説明にまわっていたとか。
私もよく知ってるお嬢さんたちなので容易にその姿が想像できる。すみません。いつもありがとう。
さぁ、このケンカはたった5分。
今日は娘の大敗で終わった。
二人で「久々に大ケンカしたね~~。すっきりした後の
部活は調子いいわ~」
と言い合いつつも、二人とも泣いて目が真っ赤。
周りは振り回されて大変。
見ていた担任は
おそらく呆れながらも温かく見守ってくださってるようだし
(面談でいろいろ伺って)
こんな風に遠慮なく、ケンカの出来るなんて
今だからこそ。
長女の学校は、イメージは地味なお嬢様学校だと思う。
現実はとっても個性豊かな「お元気な」学校だ。
みなさん、すごくしっかりしている。
大学進学に向けて、時期がくればきちんと目標の方に目を
向けて歩き始めていく。
次女は週末クラスメートのお宅にお泊まりに行かせていただく。
学校に出向く度に感じるのだが、
次女の学校には、次女のようなお嬢さんがたくさんいる。
後ろから見て、「次女!」と前にまわると全然別人だったりする。
これ、マジな話。
何というか、全体的にひょろッとしていて、髪の長さに規制がないが、かといってヘンな髪飾りはつけることなく長くなびかせ、、可愛らしくこ洒落た、「女の子~~」の学校なのだ。
校風は自由でありつつ、自由ゆえ生徒たちに考えさせ、行動させるので、逆に突拍子もない生徒さんをあまり見ない。
(どんな厳しい学校でも色々な生徒さんがいますので)
ママたちも、長女の学校ママに
比べて、おっとりしているかも。
次女は毎日「女の子」の中で、にぎやかに楽しく生活中。
先日の学園祭でもたくさんお友達を紹介してもらった。
これはどちらが、どう、ということではなく、
それぞれ「合った学校」に行ったのだ。
こういうカラーは、実はなかなか説明会や学園祭だけではわからない。
部活の実態もわからない。
本当は、進学させているご父兄やご本人に話が聞けると
いいのにな。
カテゴリ名: 女子校ライフ