曽祖父の日記にコメントいただき、ありがとうございます。
曽祖母のことも皆さんと共有したくなったので、書いてみます。
これも夫方の曽祖母です。
曽祖母が逝ったのは、今から4年前のお正月でした。
1月2日。
この日は、曽祖母にすれば、孫である夫の家族=私達家族と、もう一人の孫である、夫の妹=義妹の家族が、実家に集まる日です。
その当時、曽祖母は自宅から車で10分ほどの病院に入院していました。
例年1月2日には、10時前に義妹家族が到着し、新年の挨拶を交わし、お饅頭とお茶をいただき、そのままお昼ご飯として、お重をつついたり、お寿司をつまんだりという流れになっています。
曽祖母が亡くなる年も、同じように皆が集まって、新年の挨拶の前に曽祖母の病院に行こうか、食事をしてからにしようかと話しているところへ、電話が鳴りました。
「ご家族の方、今すぐ病院に来てください」と。
そして、みんなが病院に着いてすぐ、曽祖母はみんなに囲まれて、逝ったのです。
もちろん、そこからは、いろいろな段取りで、たいへんだったのですが、一段落ついた時に誰もが思いました。
曽祖母はみんなが集まる日を選んで逝ったんだと。
しかも曽祖母は、1年でこの日が1番楽しみだと言っていたのです。
にぎやかなことが大好きな曽祖母。
曽祖母の命日は、曽祖母が1番楽しみにしている日で、しかもみんなが集まる日なのです。
私にも、そんなことができるのかなぁ・・・?
もっと、修行が必要でしょうねぇ。
昔の人は、やっぱり、りっぱだと思います。
耐えて耐えて、時代を支えてくださったように思います。
その後に生まれた私達は、明らかにその分、楽をさせていただいています。
道を創っていただいたことに、感謝します。
曽祖父と曽祖母が望むなら(笑)、また天国で出会っていますように。
カテゴリ名: わたし