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みこさんの日記

2009年10月28日14:25

曽祖父

夫方の曽祖父が亡くなりました。

1ヶ月ほど前から「お心づもりをお願いします」とお医者様からは言われていました。

そして昨日、90歳の妹と甥がお見舞いに来て、しゃべっている時に、喉に痰がからんで息苦しくなり、結局そのまま帰らぬ人となりました。
その間、わずか20分。

92歳にして、大往生だったのではないでしょうか。



その電話連絡を受けている横で、ユコが泣いています。
「ん、そんなにおじいちゃんのこと、思っていたっけ?」

ごめんなさい、おじいちゃん。
明後日が修学旅行のユコは、私がメモしている日程を見て、修学旅行に行けないと、泣いていたのでした。

ところが、今日になって、ユコの3組と隣の4組がインフルエンザによる学級閉鎖となり、結果修学旅行も1ヶ月延期になることが決定。



私、思いました。
亡くなる人って、凄いなぁって。

きっと、おじいちゃんは、2歳年下の妹と、お顔がそっくりの甥に看取られて、自分の若かりし日の懐かしい思いを抱きながら、逝ったと思うのです。

そして、ユコにはお葬式にも来てほしいし、修学旅行にも行かせてやりたい。
小学校・幼稚園の校長先生もしていた人です。
子どもの気持ちだって、わかってくれる人だったと思います。

妹と甥の顔を見て、安心して逝ったのも、修学旅行を1ヶ月先延ばしにしたのも、もしかして、おじいちゃんの意志?
おじいちゃんのしわざ?



そんなことを思いながら、お通夜やお葬式の準備の合い間の人のいない時に、そっと私は曽祖父の顔を拝むのでした。

「ふふふ。
 なかなか、やるね、おじいちゃん」

カテゴリ名: わたし

 

コメント

2009年10月28日 18:51 【先輩ママ・パパ】 MOON

こころよりご冥福をお祈り申し上げます。

おじい様、粋な無くなり方をなさったのですね。
みなさんに囲まれて、大往生、お幸せな人生の最期だったのでしょう。

ユコちゃんの受験のことも、みこさんのことも、ご家族のことも、
これからもきっと見守ってくださいますね。

 
2009年10月28日 19:24  

こころよりご冥福をお祈り申し上げます。

私の父は長男が中学受験の冬に他界しました。
娘の七五三を9月に早めて着物を着せ病院に見せに行きました。

もうすぐ7回忌です。

 
2009年10月28日 21:57 【先輩ママ・パパ】 ぼの

みこさん

そうだったんですか。
謹んでお悔やみ申し上げます。
ユコちゃんも心おきなくひいおじいさまのお見送りが出来ますね。
本当に良かったです。

幸せな逝き方をされたのですね。
折り返しを過ぎた今、自分や家族のことも含め考えることがあります。

 
2009年10月30日 23:57 【先輩ママ・パパ】 みこ

MOONさま

なかなか粋ですよね?
ありがとうございます。

ユコの受験も、本当に守っていただけそうな気がしています。

 
2009年10月31日 00:00 【先輩ママ・パパ】 みこ

のんき子さま

七五三を9月になさったんですか?
見せて差し上げれて、また見ていただけて、本当に良かったですね。

 
2009年10月31日 00:05 【先輩ママ・パパ】 みこ

ぼのさま

ユコも、子どもながらに感じるところがあったと見えて、帰りの車の中で

「ママ、白洲次郎の『葬式無用、戒名不要』でいくわ」

と自分のお葬式のことを言ってました(笑)。

 
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