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MOONさんの日記

2009年10月25日16:04

姉妹関係
 

私自身は妹たちととっても歳が離れていたので
あまりにも生活時間帯も会話も異なったため、
お互い程よく仲良く育った。

学校が同じでも一緒に通ったこともなく、
「MOONちゃんの妹ね」とか逆に「お姉ちゃんはMOONさんなのね」ということも当然なく。

まぁ、良かったこともあれば、
私立女子校だと姉妹で通学というパターンは多く、
私はかなりうらやましかった。

娘たちの場合、公園友達も、幼馴なじみも、小学校、習い事と
全部一緒。2学年違いなので。

次女の面倒は、長女の;末っ子の、一人っ子のお友達が
お世話したくてしたくて、かまってくださって、
大変私は助かった。

それは今でも続き、電車の中でも
長女のお友達は、もう中学生の「妹」の面倒を見て下さってる様子。

したがって、やっぱり次女は甘えっ子気質ではある。

ところで、私は「徐々に親離れ・子離れ計画」を実行中である。

決して突き放すとか、面倒とかいうわけではないが、
出来ることは自分たちで「考えて」解決して、いい大人になってもらいたい。

たまたま主人が海外に単身赴任中につき、どうしても
女だけの家族。いろんないい加減さ、甘えが出てしまっている。

次女が中2までは、長女も精神的に大人になりきれているわけではなかったが、このところ段々成長を感じていたので、

「ママにはママの人生」と楽しむね、いうことで、
夜遅くなるおでかけや、旅行など少しずつ決行。
もちろん、段階を経て、その準備はきちんとしておいて。


今回は1泊旅行ではあったが、次の日の帰宅も深夜。
2日分の夕食と、朝は1日、自分たちで起きて、朝食をとり、
学校へ出かけると言う課題が出来た。

冷蔵庫に食材、出来たものの冷凍、冷凍食品などを準備の上、
さらにお金も渡し、自分たちでそれぞれ考えて食事を
するように指示。
自由にしていいことにした。

熱を出さないかとか、それこそインフルエンザが学校で流行していたので、心配だったが、

長女が
「いざとなったら、(次女を)おぶって病院に連れていくから
心配しないで」と言ってくれたので、甘えることにした。
さすが運動部!!と頼もしかった~。

インフレンザでも使えるカロナールは自宅にあるので、
発熱したら、これね、と。
保険証とお金をチェストの上にトレーに入れて用意。

そして、母は、まぁぶっちゃけ、遊びに行っちゃったわけです。

ホテルに到着。
33階。ながめ最高。夜景最高。

電話をすると二人ともそれぞれ帰宅。
それぞれ夕食も済ませたというので安心して
私も室内でケーキを食べていた。

そこへ携帯へ次女から電話。

「足の親指ぶつけて血がとまらない~~TT」

はぁ!?!?!

廊下でぶつけて足をけがするような突起物は我が家にはない。
絨毯だし。

?????

べそかいて、何を言っているのかいまひとつわからない。

「(長女に)替わって!」

長女はまだ知らなかったようだった。

しばらくして長女から電話。
確かに出血していて、しばらく止血してからマキロンして
包帯を巻いておいてくれたとのこと。

次の日帰宅し、長女にお礼を言った。
「ところで、傷はどんなだった?」

例によって、長女は笑いながら首を横に。

長女は部活のシューズでしょっちゅう爪が剥がれていて
次女の傷なんて全然大したことないわけだ。

私も、いつでも私がそばにいるわけではないので、
それらの傷の手当ては見てあげたことはない。傷の手当てはお手のものだし、本当は「大騒ぎして」と思ったに違いない。

でも、黙ってやってくれた長女の成長を知った。

普段歳が近くて何かとけんかばかりのふたり、
いざとなったら、長女は頼りになるんだわ。

次女は、包帯巻きの写メを送り、とってもうれしそうだった。

おぃおぃ。なんて能天気な次女だ。

でも、お姉ちゃんが居るって幸せだな。
私は長女だから、なんかほほえましい。


なんだかんだいって、姉妹なんだな、と思った。

同じ学校を選ばないで良かったと思うくらい険悪に
ケンカしていた時期もある、
それとは別に、それぞれの学校で良かったと思うこともある、
同じ学校にしてあげたらよかったかなと思うことも。

これもいつか想い出になるかな。

さて、傷は、なぜか、ぱかっと切れてしまったようですが、
たいしたことはありませんでした。

カテゴリ名: 女子校ライフ

 

コメント

2009年10月25日 18:09 【先輩ママ・パパ】 ビアマグ

お怪我をされたお話なのに、なんだかとてもほのぼのしてしまいました。MOONさんのお宅のご姉妹のお話をうかがうたびに、姉妹っていいなあ、と思います。

 いつかは分かりませんが、親は先に旅立ちます。子どもには、自立した大人になってほしい。そして、兄弟や姉妹で助け合って生きていってほしいと心から思います。

 MOONさんのお宅のお子様と我が家の子どもたちは性別は違いますが、年齢が似ています。
 子ども自身の自立、そして親の子離れについても、似たような感じの経過をたどっているような気がします。

 ふと気づけば自分自身も思ってもみなかった50という年齢が後数年に迫ってきています。
 そして元気であればまだあと30年以上はある女性の人生。子育てだけでなく、まだまだいろいろなことに挑戦できるし、行きたい所、見たいもの、食べたいものに貪欲でいられるのも歯や足が丈夫なうち。

 子どもの人生を大切だと思うことと同じように自分の人生を充実させて素敵に生きることができたら、と心から思います。

 お嬢様のお怪我のご回復が早くすすみますように。

 
2009年10月25日 18:47 【先輩ママ・パパ】 ぼの

MOONさん 

とってもうらやましくお話し読ませていただきました。
お怪我たいしたことなくて本当に幸いでしたね。
私も結構、遊んでおりますが(笑)やはり家のことは気になって
しまいます。お留守中のことなので、MOONさんも家に着くまで
気になっておられたことと思います。
でも、今の時代、携帯電話ってほんと便利ですよね!
遠く離れていても繋がってる感じがこういうときは心強いです。
でも、包帯のお写真を拝見すると本当に痛いよ~と訴えが聞こえてきそうで、きっとその瞬間は大変辛かったろうとお察します。

我が家の高2長女と小6次女と置き換えて考えてみました。
たぶん、ケガをしてお手上げなのは高2の長女、お世話をするのは小6の次女です。
長女の役割、次女の役割、世間では決まってそうですが、この先も我が家はたぶんずっと逆転した関係かもしれません。
それでもうまくやっていけるのならそれもありかなと。
でも、本当に今現在は仲悪いんです。
たぶん、精神的に幼い(見た目は違うのですが)姉は受験期でずっと妹に関わってる母に少々恨み辛みがあるようです。
なので、妹にぶつけてるみたいです。
でも、妹は負けないタイプですが、基本、お姉ちゃんのことが大好きなので、それでも慕ってる気持ちがここ、そこに出ていて、ほほえましいです。
姉もわかっていて、外でのストレスを家に全て持ち込んで甘えるんでしょうね。
わかってるんだけどな…

私達姉妹について、ある人に言われました。
あなたが妹さんと仲良くしたらご自分の子どもさんたちも
いい関係になりますよ!って。
私達も年子で双子のように育ってきましたが、性格が全く違うのでぶつかってばかりでした。
でも、今はお互いの性格を認めあって(分かり合ってというべき?)親よりも近い存在になっています。
ビアマグさんおっしゃるように親はお先に失礼してしまうので
あなたたちが一緒に助け合って生きてね!と口癖のように私は
言ってしまって、本人達は耳タコ状態だと思います。
親が居なくなってみて、そういうことも初めて分かるのかもしれないなぁと…

MOONさん、ビアマグさん、自分たちの人生大いに楽しみましょうね!

 
2009年10月25日 20:16 【先輩ママ・パパ】 MOON

ビアマグさん

本当に仰る通り。

私たちの親くらいの世代は、もしかしたら
自分のことはおいておいて、子どものために、というお考えの方も多いかもしれませんが、
私、「今、このとき、この瞬間」という言葉が好きです。

今だから思うこと、出来ることを大事にしたいんです。

足、腰の丈夫なうちにとよく聞きますが、
歯だって、目だって、耳だって確実に衰えていくんですもの。

私は今を楽しみたいと思います。

でも、もちろん子どもたちも大事に思っています。
大事だからこそ、大事にしすぎてはいけないとも。

「ふたりしかいない姉妹なのよ。」と話している言葉が
いつか分かる時がくるでしょうか、
その時まで、私もにこやかに楽しく人生楽しみたいと思います。

 
2009年10月25日 20:21 【先輩ママ・パパ】 MOON

ぼのさん

たぶん次女は心細かったんでしょうね。
傷の大きさよりも。

そういう意味では勝手していた自分なので、悪かったなとは想いますが、
さっきも主人から電話が来たので、
写メで包帯写真を送り、いろいろ話して二人で大笑い。

ネタの提供ありがとう!って感じでした。

私も歳が離れているとはいえ、妹たちと最近いろんな
話をするようになりました。

そういう姿を子どもたちもみて、こういう関係でいるのは
いいな、とどこかで感じ、
自分たちも同じようになっていけばいいなと思います。

ぼのさんと妹さんは年子でいらっしゃるのですね。
時間の共有が多いのはうらやましいです。

お仕事もご一緒とのこと、
何を言いあっても姉妹だと、すっきり根にもたないのもいいですね。

そうです、人生楽しみましょう。

 
2009年10月26日 21:07 【先輩ママ・パパ】 カプチーノ

MOONさん こんばんは。

お怪我の写真で、ちょっとドキドキしながら読みました。
大した事なくて良かった!素敵なお話でした☆
MOONさん親子(姉妹?)は仲良しで羨ましいなぁ〜といつも思って読んでいました。
しっかり子離れ作戦も練っていらしたんですね!それも段階を追って計画的に。
さすがMOONさんらしいきめ細やかな作戦と配慮ですね☆

うちは義母が身近に住んでいるので、旅行は難しい感じです。
例え中高生になっても言い出せない様な感じがしています。
結局、お夕飯はうちに来なさいとか、色々とお世話になると予想・・・
子供達成人したら羽伸ばし出来るかな??

だから、ちょっと羨ましいなぁ〜って思いながら読みました。
夜景最高の33階ですかぁ〜それはそれは楽しかったでしょうね!
8年後、息子が成人したらお勧めコースを教えてくださーい。
(待ちきれない〜〜〜)

 
2009年10月27日 07:03 【先輩ママ・パパ】 MOON

カプチーノさん

コメントありがとうございます。

私は一人っ子が小学校入学までと長かったのに、
妹が立て続けに出来て、嬉しさ反面、
急に親離れを(無意識的に)しなければならなかったので、
何だか親との関係に、中途半端な感覚がありました。

と書きましたが、これも、大学卒業時に学長と数人で卒業面談があったときに
「自分の過去語り」をした際に再認識した、という程度の
ものだったので、全然こだわってはいませんが、

出来ることなら自然に段階を経て、親離れ・子離れしたいなあと
思ってはいます。

子どもは勝手に巣立っていくので、
ポイントは「わたし」の方にあるんですけどね。

ご主人さまのご実家が近くなんですね。
お義母さまは「どうぞ」と言って下さるでしょうけど、
ちょっとやりにくいかもしれませんね。

ぼのさんが書いていらっしゃったように、今は
携帯があるので、安心ではありますけど、
けがをした、と聞いた時は、
ご近所ママに頼むか、実家の妹にかけつけてもらうか、
一瞬青くなりました。

 
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