とある算数の時間。
「速さ」に入ったばかりでした。
速さって頭では分かるけど、単位が難しい。
時速、分速、秒速、それに道のり?
使い慣れない言葉ばかり。
世界が驚いたスポーツ選手の新記録。
その先生は、その選手の記録を引き合いに出して
実際に計算してみます。
子ども達に「速さ」を身近なものとして捉えさせました。
これが大成功。
算数が苦手であるはずの子ども達も
目をキラキラさせて参加していました。
子ども達自身のタイムを、自分で実際に計算
となったらさあ大変。みんな大騒ぎでした。
プレゼンの達人、と思わずうなってしまいました。
NHKの週刊子どもニュースのお父さん役をなさっていた
池上彰さんの講演を、昨年聞く機会がありました。
子どもニュースは子どもだけではなく大人
しかも大学教授レベルの方々が多数ご覧になっていたとか。
それはたいへん難しいテーマを子どもにも解かるように説明してくれる、
そのプレゼンの仕方が大変参考になるからとのことでした。
NHKの教育テレビで子供番組を担当するスタッフもこの番組に加わっており
中には純粋ゆえ世事に疎くなってしまったという方もいらしたそうです。
そのテーマは自分もわからないので
わかりやすいように、と考えだしたプレゼン。
しかも自分自身が楽しみながら考えたり作製したりしたプレゼンという事です。
漢字の意味、英単語の意味、
辞書を引くのを不精して聞いてくる我が家の子供達。
その意味の説明が上手く伝わらなかった時。
誰かと会話をしている中で自分の言いたい事、気持ちが上手く伝えられない時
自分もプレゼンの達人になりたい
といつも思います。
カテゴリ名: 卒母のつぶやき