私は進学塾内で、中学受験生を抱えるお母さん対象のセミナーを、月1回開催しています。
今月9月は、中学受験経験のある現役大学生を招いたパネルディスカッション形式で行いました。
質問は、事前に集めておいたお母さんのアンケートを元にしました。
ワイワイcafeの皆さまにとっても、とても興味深いものでしょうから、ご参考になればと思いご紹介いたします。
9月の夢ゼミは、中学受験を経験し、中高一貫校に通った、現役大学生を招いてのパネルディスカッションでした。
7月の夢ゼミアンケートを元にした質疑応答の内容をレポートいたします。
★塾と、小学校・習い事・遊びは、両立できましたか?
☆小学校が遊びの場という感覚だった
☆幼少時~中学年までは習い事をしっかりやって、5・6年生の頃には塾が忙しくなったので、自分から習い事は止めた
☆小6になってからは、帰宅後遊ぶ時間はほとんどなかった
★小学校時代にやっておいて良かったこと
☆子どもの頃からの後片付け・整理整頓の習慣。大人になっても抜けないから
☆やらなければならないこと(塾の宿題・提出物・テスト前勉強)を期限までにやる根性も、抜けない
★小学校時代にやっておけば良かったと、後悔していること
☆私立中学に入ったら、勉強だけじゃなく、ピアノが弾けたり、英語が話せる人達が結構いて、自分の特技となることが勉強以外にもあったほうがカッコいいと思った
☆中学受験をしていなかったら自分はどうなっていたんだろう、その姿を見てみたい気がする(決して中学受験をしたことを後悔しているわけではない、むしろ感謝しているくらいだ)
☆男子校だったので、共学の雰囲気を味わいたかった
★中学受験時、勉強させられていると思ったことはあるか?
☆まったくない(女性陣)
☆少しは思った(男性陣)
★苦手教科の克服法
☆算数・・・教科の先生が好きだったので‘追っかけ’をして質問したり、こっちを見てほしいと宿題をがんばっているうちに、算数が得意教科になっていた
☆国語・・・苦手だからとより多くの時間を当てることはなく、ただひたすら、授業を集中して聞いて、その時間内で理解すること、そして宿題は絶対やっていくこと、この2点を守った
☆算数・・・教師である父親に教えてほしくて相談したら、「塾の先生に聞きなさい」と言われたので、そうした
★スランプの脱し方
☆あまり「スランプだ」などと感じたことはない
★やる気のスイッチが入った時期・きっかけ
☆算数で23点を採って「ヤバい!」と思った時
☆6年生の初め、塾のクラスが1つ落ちた時
☆志望校の赤本を初めてやった時
☆6年生のお正月特訓で、ハチマキをもらった時
★小学校時代、なにがしかを我慢し犠牲にして、それでも中高一貫校に行く価値はあるか?
☆ある(全員)
★志望校決定の要因
☆塾のクラスの友達が行くから
☆塾のクラスや先生の雰囲気が、その辺りの偏差値の学校に行くのが当たり前という感じだったので
★志望校は誰が決めた?
☆自分(のべ6名全員)
★職業・大学のことまで考えて、中学校を選んだか?
☆いいえ(のべ6名全員)
つづく・・・
カテゴリ名: 中学受験