先日はテニス仲間の還暦祝いでした。お店を貸し切り、お祝い品を選定し、お店の許可をえて飾り付けから余興までみんなで考え、ほぼ20名で集まってお祝い会を催しました。
さて、その会で、女性は浴衣で来よう、と話が出ました。
浴衣なんて久しぶり。帯はどうやって締めるんだっけ?昨年娘に花火大会の浴衣の着付けをしてやったきり、自分で締めるやり方を思い出そうと着つけの本を出してみました。
ああ、なるほど、「貝の口」はこうで「お文庫」はこう。着ないと忘れるものですね。
締め方を思い出したので、これから花火大会も数多く催されることだし、今年は何回も浴衣を着よう、と心に固く決めました。
そう思って気にして売り場で今年の柄をみると、今の浴衣ってとても派手です。若い子向けの浴衣は「ごくゆか」といわれるほどだそうです。(何のことかと思ったら、「極道の妻たち」みたいな派手な牡丹や薔薇の柄の浴衣を指すそうです。)
昔ながらの古典柄は流行らないのかしら。襟にレースをはさんだり、ハイビスカスみたいな大きな花の髪飾りや、帯締めみたいなものもあり、いまどきは着方すら違うんですね。
昔ながらの浴衣と違い、染めではなくて印刷の、生地の薄いものが多いですが、はっきりした柄が若い子にはかわいいのかもしれません。
昔の浴衣しかなかった私は思わず一枚買ってしまいました。夏のものなのに桜がいっぱい咲いています。
洋服ならあり得ない派手な柄ですが、着物や浴衣ならいいかな、と思ってしまうところが面白いです。
皆様もいかがですか?
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