(カテゴリをあえて「学校生活」にしました。)
私は買い物にネット通販をよく利用します。
本はアマ○ン、家電は価○ドットコム、その他化粧品や、取り寄せの特産物、流行りの音楽まで配信で買うことがあります。
商品の詳細を知ることも可能ですし、価格の比較をすることもできる、さらにはすでに購入した人のクチコミを読むこともできてとても便利に使っています。
先日、定額給付金の話が出たときに、息子にスニーカーをせがまれたのですが、彼は自分でネット検索をしてこれがほしい、と言ってきました。
家の子どもたちは、私がネットでした買い物の宅配を受け取ったりしているので、その便利さだけはわかっているようでした。
でも、先日スニーカーを買ったときに思ったのですが、彼らは普段はお小遣いでキュウキュウやっているけれど、親が絡むある程度高額な商品についての「支払い」を見ることがとても少なくなっているのではないか、と。
PCを使って、カードで「ぽち」とクリックして買ったものの支払は次の月にはしっかりやってきます。
「ぽち」とするのは簡単ですが、支払は実は簡単なものではありません。自分自身後悔したこともあります。
このあたりの教育って、親も学校もちゃんと出来ているのかといえば少々疑問が残ります。反省も含めて、買い物のあり方、お金の使い方について、今こそ学ぶ時な気がします。
すでに、スイカやパスモなどの電子マネーを利用して電車に乗ったり、携帯をかざして割引を受けたりしている今の子どもたちはだんだん紙幣や硬貨から離れつつあります。
まるでゲームの中の銀行のようにお金は使われていると言ったら過言でしょうか。
100万円をかりて金利が何パーセントで1年間に分けて返したら月々の返済はいくらで、支払総額はいくらになるのか、コマーシャルでやっている「リボ払い」や、サラ金、住宅ローン破たんのニュース、どんな内容なのか高校生の彼らは理解出来ているでしょうか。
成人年齢を18歳に下げようか、などという動きもある中で、「消費者」としての教育が絶対に必要だと思います。
私も安易に物をネットで買わないようにしなくちゃ。
カテゴリ名: 学校生活