3月29日、東京都市大学の企画した「リケジョ歓迎プログラム―女子にこそ勧めたい工学部―」がありました。生徒は、中学2年生が3名、中学3年生が3名、高校1年生が1名と、保護者2名が参加しました。開催場所は、実際に女性技術者が機械を作る現場ということで、日野自動車株式会社 日野工場で行われました。
まずはじめに、日野自動車という会社について人事の方から話を聞きました。生徒たちは、テレビでは聞いたことがあるトラックの他にもバスを作っていることや、海外にも車を売っているなどを興味深く聞いていました。
続いて、東京都市大学機械工学科の伊東先生から機械工学科とは何を学ぶ場所なのかという話がありました。
話しが終わると、次は見学に行きました。今回は、作った部品を試験する場所を見せてもらいました。生徒たちは、小学生の時に社会科の工場見学に行き、生産ラインなど製品を作っている場所を見たことはあっても、試験する場所は初めてのようでした。
戻ってきた後は、実際に日野自動車で働いている女性技術者の方を交えて座談会を行いました。初めに自己紹介を聞き、生徒たちからも仕事のことや学生の時の話などいろいろなことを聞いていました。
以下は生徒の感想です。
・文理選択に悩んでいたが、最初は「おもしろそう」という興味をちょっと持つだけでも良いと聞き、じっくり考えてみようと思いました。
・エンジン実験の見学が面白かったです。安全に使うためにはいろいろな実験が必要とわかり驚きました。
・大学の学部によっては、男性が多いイメージがあるけれど、女性にも向いていることが多くあり出来ることもたくさんあるのだと思いました。
・機械工学の分野は女性にとっても輝くことのできる分野であるという先生の話が一番印象に残りました。
・技術者の人たちが、普段どのように「ものづくり」をしているかを間近で感じることが出来ました。
・大学の学科の研究と、実際に会社での仕事がすこし結びついたように感じました。
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