期末考査の返却と同時にそれぞれの科目で夏休みの宿題をもらった。
今朝、昨日の「先着順講座」の件であるママと電話で話した。
次女の学校のママ友。初めてお会いしたのが入試の時。
そして、偶然にも本命校でもパッタリ出会い、ご縁を感じた。
長い待ち時間があっと言う間に感じるほど楽しいお話しをして下さる方だ。
彼女はいまどき珍しい6人の子どもさんのお母さん。
男の子3人。女の子3人。女の子は皆、この学校。
入学されたのは6人目のお子さん。末っ子の女の子だ。
学校のことも熟知されているし、自宅で塾を開かれているの
で先生の立場もよく理解されている。
また、今回PTAの学年長を名乗りでて下さったので先生方との
パイプ役もになっておられる。
そのママが
「やっと動いたか~って思ったよ」と。
今回の特別講座はこの学校(中学)では実は初めてのことだったようだ。
学年主任の先生は前年度まで高校の先生をされていた方で、高校になってからでは遅い(様々な意味で)ということを痛感し、中学ならやれる!
そう思われたそうだ。
元々、次女の通う学校はある程度お勉強も出来るお子さんが入ってきていて、自主性を重んじる学校と相乗効果でいろんな方面で
活躍する人を多く輩出してきた。
古くからおられる先生方は子どもたちはそういうものと思い込んでいるので、やり方もそのまま。変えられない。
しかし、時代も変わり子どもたちは悲しいかな指示待ちの子が多くなった。昔なら、中学に入るまでに備わったであろう自主性も育たないまま小学校を終えた子が多い。
しかし教育方針は以前のままなので、中学受験を経験した親が持つ学校のイメージとズレが生じている。
そういう親の大半は手取り足取り面倒見がいい学校を求めがちだ。
昔ながらの校風をかたくなに崩さない教師たちと新しい風を吹き込もうとする教師たちとの間にも確執があるようだ。
「先生は頑張ってみようと思われたんやろうけど、今回のことは
はっきり言って中途半端。学校の体制が整ってない(主に人員確保)のに見切り発車されたからこんなことになってしまったんやと思う。」
「でも昔ながらの学校やからいいところもあるんやで。人間の内面を育てるというか、自らの力を引き出そうとする教育というか・・・それが証拠に夏休みの宿題聞いたやろ?」
なるほど☆
美術は展覧会が開かれている何箇所かの美術館がリストアップされどちらかに見学に行き、その感想と気に入った絵の模写。
宗教は平和施設(こちらもリストアップされている)を見学して
自分の思いをまとめる。
理科はこれは笑ったのだが、先生から種をもらって、育てる。
その植物が何なのかということは知らされてなくて、当てる!
つまりその植物を育てているうちに調べる。
もう一つは自分でカメラを作ってくる。??
社会は自分の興味ある時代の歴史新聞を作ってくる。
国語は本を5冊以上読む。
家庭科は何か手作りのものを作る。などなど
確かにちょっと変わっているかも。
でもなかなか面白い。(結構なボリューム。ある意味かなりしんどいかも?)
昨日は相当落ち込んでいたが、この宿題ラインナップを知らされてちょっとホッとした母である。(超単細胞かも・・・)
カテゴリ名: 中学受験2回終了ママ