娘たちが幼稚園に通いながら行っていた幼児教室の先生。
「何かがひとつ出来るようになるのがすごいことです。
今日これが“出来ない”と思うより、今日“こんなことが出来た”と思ってあげてくださいね」
わかっている。
わかっていはいたが、
特に、中学受験時代は、
思うように真剣に勉強してくれなくて、
思った時間に机に向かわなくて、
思った時間に寝たり起きたりしてくれなくて、
イライラした日々。
時折、あの時の幼児教室の先生の声が耳元で響いたけど、
目先の中学受験と言う【失敗してはいけない】と思いこんだ魔物にかき消されていた。
子ども達が大きくなり、学校生活も落ち着いてくると、
私の心も落ち着いて、
色々と冷静に対応できるようになった。
これはもう「場数をどのくらい踏んだか」だろうな。
さて。
次女だが。
わかっていたことではあるが、人ってその人の目標が出来ると
ちゃんと自分からやる気って出てくるんだな。って話です。
長女は勉強にも部活にもストイックなところがあって、
自分を追い込む。
追い込むことで何かを爆発させるのが彼女流。
大学受験は私の受験ではないから、長女が長女のベストを尽くすならそれでいいと思っている。
彼女は彼女の個性があるから、私はもう見守るのみだとこちらで
書かせていただいているが、
次女は私の誘導が必要だとも書いた。
なので、中学最後はちょっと手荒な対処もした。
今回次女がダンスを習いたいと言いだしてから、まだ
そんなに日数は経っていないが、
劇的に変わっている。
(*わざわざ私立に通っていることを踏まえて。
がり勉しなさいとは言わないけど、最低限やるべきことはやること。
疲れても、眠くても生活態度はきちんとすることなどなど、
私はすぐにOKともNOとも言わずに
ただ様子を見させていただくわね、というスタンス)
次女は。
もうすぐ中間テストということもあり、勉強もしているし(以前比)、自分で目覚ましで起きてきている。
姉のように自分で朝食を準備して、
「時間!!」と言わなくても支度を始める。
今日も私が仕事から帰ると出迎えてくれて
「Aちゃんにコールドストーン誘われたけど帰ってきた」と言う。
「そのくらい、行って来ればいいのに」
「だって、ダンスやりたいもん。試験前だから帰ってきたの」
素直っちゃあ、素直。
長女だったらこんな展開にはならないのだ。
きっと大喧嘩(笑)
(カラオケ行くのをなかなかOKしない私と長期間戦い合ったので)
「ふ~~~ん」と言って私は着替えをしながら、
つい
「習っていいわよ」と言いそうになった。
あとは自分から気付いてパパにいつお願いするか、だわ。
カテゴリ名: 女子校ライフ