会社の帰りの地下鉄の中のこと。
期末試験の前の学校が多く、車内はあちこちの私立女子校生が目だっていた。
席が空いたのでとある女子校の二人組の横に座った。
実家の母の母校。
ちょっと真面目な進学校。
「うちらの制服ってどうかな」
「地元のよりは可愛いよ。」
「中2になったら、(スカート)折るでしょ?」
「え~~。わかんないよ」
「だってさぁ、中1より(スカート)長かったら、中2としての
威厳がないじゃない?馬鹿にされるよ」
「そうか」
たわいない会話が可愛い。
一人が下りたあと、残った子は理科1の勉強を始めた。
のぞいてびっくり。
ぎっしり、でも、見やすくよくまとめてある。
この子、中1だよね?!
勉強出来る子ってのは、ノートの取り方からして違うなあ。
母の時代は、父兄会の時に成績発表があって、
成績表がお机の上に成績順に重ねて置いてあったので、
親は確認するときに、成績が良ければまくらずに、悪いと
ずっと、下までめくり続けなければ、子どもの成績表が
見れなかったとか。
祖母は母に「めくらずに済むようなお成績をとりなさい」
と言っていたと聞く。
良かった、私は孫で。
ふと前を見ると、別の女子校の高校生。
問題を出し合っている。
「超やばい!覚えなきゃだめだ!」
その緊迫感、うちの次女にちょっとでいいから下さい。
その横のドア付近には、長女の学校の高校生と中学生が
立っていた。
二人ともそれぞれ、お勉強中。
よく使いこまれた教科書。
同じ学校に通っていても、長女が中学生の時って、
教科書こんなに使いこんでいたのかなあ。
しばらくして私が携帯でゲームをしていたら頭をコン!とされた。
次女が乗ってきた。
次女ももうすぐ期末テストだ。
ちょっと離れたところに席が空いて、そこへかけた。
次女はどうするのかな。
漫画かな。寝るのかな。携帯(次女の学校はOK)見るのかな。
そ~~~っと見ると、
なんと本を読んでいる!!
ちょっとホッとしたりして(苦笑
カテゴリ名: 女子校ライフ