友人からアップライトピアノを譲り受けました。
引っ越しのためピアノを手放したいとの事。
我が家にはすでに電子ピアノが一台あります。
それでも友人からの申し出に
迷う事なく即返事をしたのは
小学生の時ピアノが欲しくて欲しくて
泣いて頼んだ事を思い出すから。
結局ピアノをかってもらう事は出来なかった。
代わりに買ってもらったのは電子オルガンでした。
アップライトピアノいいなあ。
中学受験のため習っていたピアノをやめた娘。
昨年、どうしてもまた習いたいと言い出して
以前教えて頂いた先生にレッスンを再開していただきました。
と言っても月二回ののんびりしたレッスンです。
楽しく弾いています。そんな時だったから
ピアノの話は時期的にも偶然。
さて返事をしてしまったのはいいけれど
ピアノをどこにおこうとか
ピアノをどうやって運ぼうとか、、。
一気に正気に戻りました。
なにせピアノが置けるのは二階。
クレーン車で運ばねばなりません。
我が家の前の通りはなんと一方通行なので
クレーン車が来ると車が通れなくなる。
ピアノが来る前々日、ご近所に挨拶に伺いました。
当日。
業者の方々は手慣れていて、きっかり予定通りの時間に終了しました。
終了後、友人のお母様にお礼の電話を入れました。
「廃棄になっていたかもしれないピアノを
引き受けてくださってありがとう。
子供達が小学生の時に買ったピアノ
結局あの子達はほとんど弾いてくれなかったけれど。
何十年と使っていないけれど宜しくお願いします。」
と逆にお礼の言葉をいただきました。
ようこそ、我が家へ。大事に大事にします。
「昔からここにあったみたい。妙に馴染んでいるなあ」
ピアノを見ながら夫がつぶやきました。
カテゴリ名: 卒母のつぶやき